カテゴリー別アーカイブ: art image installation

JAL to shanghai 日本のこと

shanghai
上海の上空は煙っていて、
ものすごい数の船が港に向かっている。
写真手前側には逆に、港から外界に向かう船がものすごい数いた。

JALに乗っていると思うのだが、
機内誌とかで英語で日本の文化や名所を案内している記事、
これは日本語でも是非読んでみたい。英語を読む煩わしさと
そもそも読めないっていうので読まないが、
自分の知らなかった日本の良さを説明しているように思える。

日本語の記事でもそういった記事はあって、
今回良いなあこれ、と思ったのは讃岐地方の
伝統工芸をいくつか紹介しているやつで、かがり手まりていうのが
なんかすごい複雑な模様で綺麗だった。

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tangible bits タンジブルビッツ、2000年6月、メメント・モリ

tangible bits

MITのメディアラボ、石井教授の講演を聞いた。
印象に残ったのはメメント・モリ(Memento mori)。

次々に出てくるリアルで非常に今風な、悪く言えばコンサルの人が
使いたがるような英単語、(いや間違い無く本物なんだが)に混じって出てきた
初めて聞いた単語だったので、その瞬間は意味がわからないし
その言葉を教授が説明するわけでもないのでその後もわからない

ただ、教授がどこかのタイミングで自分の100年後の事を考えなさい
と話していた。自分自身を100年後誰かが覚えていられるか、
影響を残せるかそんな話だったと思う

そういったちょっとそれまで話していた内容とちょっと毛色が違うな
というところに惹かれたわけではないし、
なおかつそういった言葉を発せられるのはすでに大きな
功績を残している教授だからだろうなとその瞬間は思っていた。

しかし講演から1ヶ月くらいたった今、思い返しつつ
さらに生まれたばかりの自分の子供について考えると
メメント・モリなのである。

講演を聞いたその日は山手線が火災で止まっていて
途中から入ったのだが、
情報の洪水を個人的にはうまくサーフしたと思っている。

おそらく、聞く側にもある程度の推測力と受け流し力が要求された。

飛び飛びの話題は教授側ではこれまでやってきたことの繰り返しにしか
過ぎないがこちらとしてはほとんど初見、世界も言語も違う。

ある段階から言葉は言葉として受け入れてそれを直接的な翻訳を
しない感覚というのは言語処理能力にとって必要な気がするが、
そういうのって教えられて身につくものではない。

処理しようとしても、もともと解を持っていないのに検索をかけると
既に進行している処理もフリーズする。TOEICとか、試験問題と同じだ。

今回講演を聞きに行ったのは非常に偶然だった。
普通読まずに捨てる全体メールを偶然流し見て、
しかし業務ジャンルも全く異なるし職場とも離れているので
通常上長の許可を得てまで行こうとは思わないのだが
これってもしかして10年くらい前に展示見に行った人のなのか、と思い直した。

このブログを始める前に書いていた日記的な文章が
PCで残っているのは2002年くらい、
それよりさらに前の2000年の事となると自分自身
その時に何を感じどう思ったのか、そこに感動があったのかすら
それほどは覚えていない。

ただその年、
NTTのICCに言って宮島達男のMega deathを見たことと、
ロンドンに1人で旅立ちdesign museumで無印の製品を見たことと、
それからこのタンジブルビッツの展示を見たあたりから
technologicなアートというものそのものの存在と
それまで興味がなかった構造的な美しさとか、感覚的、
空間的、表現的、色、形、その他諸々に興味が出てきたのは確かだ。

以降それは自分の進むべき方向の大きな指針になっている。

# 冒頭の写真はその時かっこいいなと思って保管していた
tangible bitsのフライヤーである。
こういうのが瞬間に出てくるのは、
イベントと年ごとに分けたフォルダをアーカイブしているためである。
(この場合のフォルダはリアルなフォルダであって、PC上のフォルダではない。)

ダフトパンクの言うところのtechnologicはその5年後にリリースされている。
Buy it, use it, break it, fix it,
Trash it, change it, mail – upgrade it
今はそういう世界だ。確かに。

ここから冒頭のメメント・モリに繋がるのだが、
これまで自分が影響を受けた数々の出来事、
つまり本や音楽、それから人、追加してテクノロジックなアートなどに
自分の子供も同じように、あるいはもっと効率的に影響を受けて欲しいなと
思ったのである。それを行うのが自分にとっての、後の誰かに
影響を与えるという使命なのかもしれないと。

教授のように100年後に誰かに覚えてもらえるような影響力ではなくても、
単純に自分のようなレベルの人にとっては
それは単に自分の子供だけでもいいんじゃあないかと思う

限られた時間の中で何かを達成させるためには
自分自身の時間を何に費やすか、まじめに考えた方が良い

毎日残業して子供に会えないとか言ってる場合じゃあない。
ルーティンやってる場合じゃない
価値はそれぞれだろうけど、創れるモノを創る。

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phil collins the meaning of the style フィルコリンズ・スタイルの意味

MOT 201111

先々週か、MOTにいったのだが、
このところこういった美術館鑑賞はサラを抱っこしながらなので、
今までにも増して高速移動でのサラっと鑑賞になっている
そのため印象に残っている展示っていうのは結構少なくて
足を止めるのはよっぽどの場合になる

それで、建築、アートがつくりだす新しい環境―これからの”感じ” 
とゼロ世代のベルリンと両方の展示を見たのだが

MOT 201111

ゼロ世代のベルリンで見た映像作品が結構引き込まれた。
2つあったのだが、1つは忘れた。
もう一つは
phil collinsのthe meaning of the styleというやつ。

まず流れている音楽が非常に美しく、どこかコーネリアス的な要素を
持っていて、奇妙な男性のグループが映し出されそこに蝶が。

Phil Collins – The Meaning of Style (2011) from Jose Da Silva on Vimeo.

Vimeoにアップされていたのはシンガポールヴィエンナーレの隠し撮りか。

思わず立ち止まって見た。

大抵作品は見てからアーティスト名とタイトルを見るのだが
見てみるとなんと、フィルコリンズ。ええとこれってあのフィルコリンズだろうか、
と思うがなんとなくこの曲からそうなんだろうと納得する。

98年にヒットしたTrue Colors、自分のMDプレーヤではかなり
ヘビーローテーションされたのだが、知名度はどの程度なのかイマイチ分からない。

ともかく、この映像と音楽はまあ一見の価値はある。

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design tide 2011 デザインタイド 良い椅子あった

デザインタイドにまた行ってきた。
パンプは子供が生まれたばかりで離脱、gamiさん、703夫婦と。
あと子供も連れて行った。

毎年見ているが今年は特にどちらかと言えばなんだろう、
木とか、陶器とかどちらかというと自然派だったように思う。

DSC09912.JPG

特に気に入ったのはhironori tsukueさんの木の椅子

一見幅が無くて座り心地が良さそうには見えないのだが
きちんと磨いた感じが親しみやすく、
サラを座らせてみると意外としっくりきた。

そして自分で座ってみるとこれが 久しぶりに おっ! となる座り心地
これは良いなあ
10脚くらい並べてソファにしたいところ。

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Naoki Ishikawa “8848” 石川直樹

石川直樹の8848展に行った。15日か。
何だったか忘れたがエミクロくんはいなかったので
サラをだっこひもで抱っこしながら日暮里から歩く

日暮里の谷中側は結構人がいて、
SCAIにしか行ったこと無いのでよくわからないが
ちょっとした観光地気味なんだろうかこれは、と思う。

しかし赤ちゃん抱っこしていると色々な人に話しかけられる。
まだ蚊がいるから足刺されないように気をつけなさいよ、とか。

のんびり歩いて結局家からSCAI THE BATHHOUSEまで
1時間くらいかかったんじゃあないだろうか、
到着する直前でサラは寝て、肝心の展示は1秒も見ていない。

SCAI THE BATHHOUSEはこれまでで一番混んでいたかも知れない。

展示はそれほどインパクトがなかったのだが、
エベレストの麓(麓と言ってもたぶん5000mくらいあるんじゃないか)の
エリアで生活するネパールの人達とか、
「雪が積もっていない」世界最高峰って全くイメージしていなかったので
意外だった。

アフリカで4500mの山を登ったと話すと、登山好きなの??
と聞かれるのだが特に登山好きなわけではない。
ただ、この8848の写真を見て
全く登ったことのない人に比べてつらさが少しだけ、
たぶん3%くらい上乗せで理解出来る、
というくらいの差が出るんじゃあないかとは思う。

最近見た情熱大陸か何かで
東大卒・石川直樹と一緒に?7大陸最高峰制覇した人の
登山グッズレンタルビジネス面白いなあと思いながらも、
石川直樹がその彼に対して、「登山家としては終わっている。
良いガイドかも知れないですけどね」みたいなコメントをしていた。
そうなんだろうなと思う。

展示を見ていて疑問だったのは、これだけの高所だと
写真のバッテリーをどんだけ持って行ったんだろうという事
それは後日SCAIの文章を読んで、フィルムカメラだと言うことで
疑問が解決した。

非常に詳しい文章が掲載されていて、これ読んでから行けば良かったと思う。
写真の持っていた意味のすごさっていうのは
文章読んでからわかった。

文中に
「この写真群はデジタル全盛の現代において、おそらく「フィルムカメラによっておさめられた最後のエベレストの写真」として、ひとつの時代の終焉を示唆する貴重な記録になるとともに、21世紀のエベレスト登山の痛いまでのリアルをつきつけるジャーナルでもあります。」
とあるが、

デジタルカメラをあの極地に持ち込むことは
実はかなり難しいんじゃあないかと思う。バッテリー的に。
(石川直樹はビデオも結構撮っていたけど)
いや、どうだろうな、うーん、とんとんか。
BCにたくさん電源あんのかな、ソーラーパネルとかで。

そういう意味ではちょっとこのフィルムカメラの終焉
っていうのは書き過ぎちゃったんじゃないかと思った。

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Where is miffy? ミッフィーはどこ?

Where is miffy?

白樺湖に行ってきたのだが
そこから結構遠かった美ヶ原高原美術館でやっていた
ミッフィーはどこ?展

メディアインスタレーションにミッフィーを掛けた1空間しかない展示だが
それなりに来ている子供達が楽しんでいた。
投影された映像からのフィードバック、数年前誰が始めたのかわからないが
こういう展示ほんとに増えたなあと思う。もはや当たり前すぎて
何も感じられない。

ディック・ブルーナの絵は輪郭と色がとにかくはっきりしていて
それを元に作られた木とか家の張りぼてというか、
板はそれらを結構忠実に再現しているように思える。

Where is miffy?
ウサギランプは変。

Where is miffy?
よく見るとうちの子が隠れている。

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woodwork げん木のくるま

woodwork ペンスタンド
御徒町から帰る途中、woodworkという家具屋があったので入ってみた。
中で思いの外デザインも質感も良い家具や小物に見入っていると
後ろに何かの気配。看板犬がいて、店の中を静かにトコトコと歩いていた。
びっくりした。

非常に出来が良いのだが、いかんせん値段がそれなり過ぎる。
ペン立て、カード立て、木の車、ボタニカルペンスタンド
結局結構かっちゃった!うひゃあ

この木の車、スムーズに動くことと
なめらかな質感も良いのだが、音がとても良い。
タイヤと本体が接触すると接触具合によって
カコン、カコン、コトン、カチッと
とても良い木の音がする。

woodwork 木の車

壊れても修理してくれるらしい。
それと、東北地方の子供達に出荷中のようだ。
これはいいと思う。
http://www.woodwork.co.jp/mt/ww/2011/04/post_965.html

せっかく御徒町という土地柄、もともと問屋だったという特色を生かして
もうちょっと値段が安い家具にしてくれれば非常に興味がある。
置いてある家具はセンスもデザインも使い心地も良さそうな物ばかりだった。

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design-ah デザインあ / コーネリアス + 中村勇吾 + 佐藤卓

噂を聞きつけて録画開始したNHK教育の「デザインあ
15分凝視しつつ踊りつつ見てしまう秀逸番組

コーネリアスの音に合わせて中村勇吾の映像
これCDとかブルーレイ出してくれたら買う。
すごくいいとにかく。

てか、いきなり片桐仁(ラーメンズ)出てきてまじふきした。

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Cerith Wyn Evans Exhibition ケリス・ウィン・エヴァンス 展

Cerith Wyn Evans Exhibition

清澄白河にあるタカイシイギャラリーで行われていた
ケリス・ウィン・エヴァンス展

webで出回っている非常にクールな
空中に浮くネオンを期待して行ったのだが結構肩すかし。

もしかすると写真の撮り方がよかったのかもしれない。
ヴェネチア・ビエンナーレとかそういう感じの展示の作品だった。

上の写真は、松尾芭蕉?か何かの俳句をネオンにしたもの??
っていう解説を見たが、星崎の~という句らしい。知らなかった。
とりあえず星崎=Star capeという数式じみた文句がネオンサインで
展示されている。

実際の展示は非常に明るいためこんな、このブログのような雰囲気は無い。

しかしdarknessって単語撮影してくれば良かったなあ。なんか。
切れちゃったよ。

このギャラリー、
倉庫エリアにありアクセスがしづらいが面白い環境。

この写真は階段を下から撮影。

Cerith Wyn Evans Exhibition

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Mitsuru Koga “manufacture” 古賀充

目黒クラスカでやっていた古賀充のマニュファクチャー展

数年前にplaymountainで展示していた足のついている石、
これもやはり石そのものを削ってつくり出していた。
今回の展示も木を削りだしてつくった鉛筆と、
煉瓦を削って作った家と、
葉っぱを削ってつくった木と、
段ボールを切ってつくった箱。

DSC00043

それに加えて1本の針金から曲げてつくったハンガーとか。
素材を再加工するのだが、
素材そのものの素材感が全く消えていないので
一瞬それが加工されていないような気になってくる自然な
不自然さ。

Mitsuru Koga "manufacture"

Mitsuru Koga "manufacture"

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