カテゴリー別アーカイブ: Yantai

nabe1 中国の火鍋屋

英語も日本語も全く通じないお店で
夕飯を食べたときの様子を簡単にレポート。

とりあえず昼間、夜ここに行こうと決めて
店の写真をアーサー先輩が撮影。

この時点では一度来た事がある火鍋や。
所謂鍋料理で、料理そのものは食べたことがあるので
だいたい勝手は分かっている。

夜、ホテルからタクシー。
まずタクシー来ないwwこれは昼間経験済みなので焦らない。
白タクが来る。怪しいwwwダイハツの軽www
空車タブだけは付いてるww明らかに偽物ww
追い払うもUターンしてきたwww

10分ほどで正規のタクシー来た。
アーサー先輩の写真見せて、15分ほど、目的のお店に着く。
やってないwwww真っ暗wwww
てか、昼間の写真撮影時点で店の前にショベルカーいるしwwww
アーサー先輩なにしてんすかwww

hinabe1.jpg

問いただすと大通りの向かい側で
ちょっとやってないかなあと思ったけど
車通り多いし通り渡るの怖かったので未確認www
遠くから撮影しただけwww

そしてタクシーから見えた綺麗そうな別の火鍋やを偵察。
外から見ると、なんかメニューに写真がありそう。いけるか!?

しかしinox、ここでデジカメのメモリーカードが無い事に気づく。
大通りの向かい側に電気屋があったことは確認済み
すぐにSDカードを買いに行く。

やってないwwww夜7時閉店www
雑多な露天が歩道を覆い尽くす中、
怪しげな電話修理屋か中古屋を100mくらい歩いて発見。
入ってみる。SDカードメイヨー無い。

隣の店。あった。マイクロSDカード変換。10元。140円くらい。
明らかに偽物っぽい。けど購入。持っていたXperiaから
マイクロSDを抜いて、変換アダプタに入れる
なんかパキ音wwwwやべwwww

NEX-5Nに入れても認識しねえwww
交換してもらっても駄目www
てかロックかかってるのかと思ってロックツメ触ったら
折れたwwこれロックツメ稼働しないww見かけだけww

そうこうしているうちに1回認識、3枚くらい撮影できたので
おk、と店を出て火鍋屋に向かう。

hinabe2.jpg

火鍋屋ついたくらいでマイクロSDカード完全死亡www
NEXでもXperiaでももう認識しないwww
安物買いの銭失い!!!データもゼロwwわらたwww

まあいいや、今日撮ってた写真はもうPCに入れてたし、と思い
火鍋屋に入る。

ruined building 2 砂上の廃墟2

Yantai ruined building
続き。そのままぐるりと一周し、
最初に見た基礎が水に埋まっている建物の陰に
自転車を止めて少し建物の中を覗いてみる。

簡単に入れる場所にはうち捨てられたベッドがあり
たぶん漁師の誰かが休憩用か何かに置いたのだろうと思われる。

Yantai ruined building Yantai ruined building

ずっとスマホの音量を最大にして
流していたHot Chelle Raeが妙に響いて、
これだと万が一人が出てきてもわかんないな、と思い消す。
ちょっとまたぞわっとする。

そこから裏手に回ってみて、窓から中に入ってみた。
思いの外厚いコンクリートで壁が作られていて、
しかし何がどうなっているのかよく分からないが歩き回ってみる。
下の階への階段が穴の開いた壁から見える。

Yantai ruined building

ぐるりとまわって階段を見つけるが、
水に埋まっている様子を見た後ではちょっと下に向かう勇気はない。
降りきった踊り場までは日の光が差し込んでいるが、
踊り場を回ってしまったら最後、
そこには光が届いているようには見えなかった。

Yantai ruined building

上の階に上ってみる。
しかしこんな状況はちょっと、
メタルギアソリッド4とかFPSのゲームでしか見たことがない。
階段は若干ボロボロとコンクリートが削れている。
自分の足音が響く。

2階、代わり映えしない。
3階、少し歩き回ってみる。
窓というか、開口が無い場所は恐ろしく暗く、
おそらくトイレとかシャワールームであろう間取りのエリアは
少しでも足を踏み入れる気になれない。

Yantai ruined building

切り取られた壁からふと下を見ると、
3階でも結構な高さにある。

歩き回っていると、
配管用なのかあるいはエレベーターシャフトなのか、
上層まで吹き抜けの部分を発見する。
上は遠すぎて先は見えない。

下は真っ暗で何も見えない。
ここに落ちたら間違い無く死ぬし、
この建物の耐久性とかそういうものは
当然ながら保証は無い。

鉄筋が覗いていたから、
それほど恐怖感を感じずに上ってきたけれど、

今立っているエリアが崩落したとしても
全然不思議はないな、とぞわっとする。

Yantai ruined building

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ruined building 1 砂上の廃墟1

Yantai ruined building
この廃墟を初めて見たのは2年前位になるかも知れない
その時1,2年前くらいから建設が止まっている、と
聞いていたので建設が止まってから
3,4年くらい経過しているのかも知れない。

いずれにせよずいぶん前から気になっていた。
護岸の内側の砂浜に建っているという
ちょっと考えがたい高層マンション。

歩いて行ける距離ではなかったのだが
とにかくとても気になっていたので
マウンテンバイクをレンタルして、
砂浜のサイクリングがてら向かってみた。

ちょっと雨が降りそうな雲行きだったので急ぐ。
砂浜は割と固いのだがやっぱり自転車には向かない。
当たり前だけど。

写真で見ると巨大な一棟に見えるが、
近づいて角度が変わってくると
複数の建物の重なりであることがわかる。

すぐ近くの海岸ではバーベキューをしている家族、
潮干狩りをしている家族、それと何か魚や貝を捕っている
漁師の人達がいる。

Yantai ruined building Yantai ruined building

建物の周辺だけ、護岸と同じ高さまで砂浜の砂が盛られていて、
建設現場を覆っていたであろう壁は途中で無くなり、
周辺には簡単に入ることが出来る。

盛られている砂による傾斜を苦労してマウンテンバイクで上がると、
コンクリートで固められた地面になる。
どうやら漁の道具置き場になっているようで
敷地内には浮きやボート、
よく分からないものが散乱している。

Yantai ruined building

全部で4棟?3棟だったか、
まず最初に目に入ったのは基礎部分が露呈し
水に埋まっている様子だ。これはすごい。
そりゃそうだろう。砂浜で穴を掘ったら水が出てくる。
こんなの小学生でも砂浜で遊んでいたら知ってる。

地下部分が見えて、
ぽっかりと暗闇が見えるのがかなり不気味。
自転車に乗りながらふらふらとしていると、
もう1棟の入り口付近でエンジンをかけて
何か作業している漁師が一人いる。
こちらの事は気にしていないようだ。

Yantai ruined building

抜けたのか、何か作る途中だったのか分からないが自分が今
立っている地面の下にも暗渠があることが
ぽっかりとした穴から見える。ちょっとぞわっとする。

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meetall 廃墟化したショッピングセンター上層階

烟台 美特好
ショッピングセンター美特好(meetall)の廃墟と化した上層階に行ってみた。

2009年に突然廃業し従業員が解雇された、という内容と思われる記事を
見つけたのだが、どこかが買い取ったのかスーパーは営業している。
街の中心部で人は多く、スーパーが入っている地下と1階のエリアは
混雑していると表現しても間違っていない。

猛烈な汚さのトイレを見てどうしようかと思いながら、
停止しているエスカレーターで遊んでいる子供を見ながら
人が少なそうな上の階に上がってみるとほとんどまず店舗が無い。
2階はわずかにあるのだが、少し入り込むと暗いし人通りが無くなる。
3階、4階と上がっていくとほとんど廃墟になった。

烟台 美特好

たぶん少しエリアが広すぎるのだろう。
わざわざ上の階まで上がらなくても周辺には店がたくさんあって、
一つ二つと店舗が閉まるうちにどんどんと人が来ないスパイラルになっていく
シャッター商店街に似ている。

天井は剥がれ、エスカレーターは止まり、
外壁が無くなった階段の中に鉄骨が見える。
窓ガラスは割られ、家具屋だった店舗ではソファがうち捨てられ、
もうずいぶん前に捨てられて埃をかぶったトランプが散乱している。

烟台 美特好

すぐ下の通りには何百という人がいるのに
わずか10m上っただけでこれ、というのが何かちょっと考えられない。
日曜日の午後、デート中のカップルがほんとうにたまに、
10分に1回くらい通るのだが
うち捨てられた家具の写真を撮っている自分に気づく人はいない。

烟台 美特好

このエリアを歩いていると食べ物の臭いと、
何かが腐った臭いと、他にも強烈な臭いに出くわすことが多いが
少なくともこの人のいないエリアには何の臭いもしない。
たぶん誰かがここにとどまるには夜暗すぎるし、危険すぎるのだろう
食べ物が無ければ動物も来ないし、何も来ないから
たぶんこんな風に本当に何も無くてただ埃だけが積もっているんだろうと思う。

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housing bubble 中国不動産バブル

DSC00497
建設中の現場がホテルの目の前にあったので散歩してみた。
なんか野犬がいてびびった。犬はこっちに気づいていなくて、
気づいたとたん猛ダッシュで逃げていった。
こっちに向かってきていたら正直どうなったかわからない。

建築機械と資材がそこらに野ざらしになっていて、
電気や水道管を通すための塹壕のような場所、
ともすれば建物内部に入れるのではないかと思われる様子は
なかなか日本ではお目にかかれない。

DSC00463

日曜深夜でもどこかのフロアで溶接アークが飛んで
一部屋だけきらめいている。殺虫剤か何かの臭いが辺り一面に漂っていて、
それがこれらの建設現場から発しているのかそうでないのか
よくわからない。靄のようなものが空気を覆っていて、
視界はほとんどこの地域を照らしている橙の街灯で
関越トンネルの中にいるような感覚に陥る。

土日の昼間はこれら建物の前に簡易的なテントが出現し、
不動産会社のサラリーマンと思われる人物がいる。

資料を片手に販売予約を受け付けているかどうか知らないが、
たぶんそうだろう。

DSC00448

今さっき、日本の都内で検索すると、
530件ほどの新築マンションがSUUMOとかで出てくる。

結構あるなあと思うが、
これらのマンション全てを車で通過しながら見るとなると、
信号なかったとしても3日くらいかかると思う。
いやもっとかも知れない。

それに対して、中国に来ると場所によっては
10分くらい車で走ると30は下らない建設中のマンションがある。
建ちすぎ、と思う。

DSC00514

よく見るのは写真のように複数のマンションが
一昔前の団地のような様相で立ち並んでいる建設現場で
1棟に100戸を軽く超えそうなマンションが5から10くらい
にょきにょきと建っている。

コンクリートだけで建設が停止した、
空中に浮かぶ暗渠のような建物もいくつかある。
建設中の建物も一様に暗渠のように見えるのは
シートなどで覆っていないだけかもしれないが、
あるいは日本と建設方法が異なるのかも知れない。

特定の場所に固まっているとはいえ、
上海から2時間ほど高速道路を車で走っていれば
建設中のマンションを数えていれば
500はすぐにカウントできるのではないかと思う。

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Qingming 清明節

清明節

4/5に清明節という日本で言うところのお盆が中国であった。
この日は唯一仕事も休み。

町中で、道路で送り火を炊いている様子が見受けられた。

それはいいのだが、
ちょっと驚くのが
送り火を炊いているのが道路上だということで、、

昼間っから燃えている紙が3車線の大通りの
真ん中に風で流れてきてるんだが、、

清明節

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like a house of cards 砂上の楼閣

like a house of cards

煙台の海岸沿い通りを通っていると、このところ中国ならばどこでも見かける
と言えばそうだが高層マンション群の建設現場を数多く見ることが出来る。
そのうちでも一際異彩を放っているのがこの建物だ。

基本的に建物は海岸通り沿いにある道路を挟んで陸側にあるのだが、
この建物だけは海側にある。

like a house of cards
というか、砂浜の上に建っている。
そして建築現場は廃墟のようで
コンクリートから無数の鉄筋が飛び出ているのが近づくとわかる。

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Yantai 煙台到着。

Yantai, China 煙台

国内線で煙台莱山国際空港についた。
南の方の都市と比べるとかなり涼しく、
夏の東京から軽井沢に来たくらいの感覚。

国内線は途中で別の都市に着陸し、そのまま煙台まで向かったのだが
一人煙台まで行く予定のの乗客が降りてしまい騒ぎになった。
中国語アナウンスしかなく乗客とCAが大騒ぎして、さらにみんなが
ぞろぞろ降りていくのであれ、もしかして遅延かと思い
一応聞いてみたらそういう話だった。

で何でみんなが飛行機を降りたかというと、
預け荷物を全て下ろして確認していた。
降りてしまった一人分探し出すために。
無事発見して荷物を置いて出発し無事到着した。

時折地上が薄い雲から見え、山が多いことがわかる。
と思いきや都市は海沿いで、ホテルも海が見える部屋だった。
日曜なので散歩。

最初の写真は見ているとついつい、くの字の意味あるのかなあと
思ってしまう砂浜の見晴らし台。
監視員が座っているのかと思いきや違った。

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