カテゴリー別アーカイブ: art image installation

Camilla Moberg – Sirius gallery shop カミラ・モーベルグの作品とアトリエ兼ショップ・フィスカルス

Camilla Moberg
さて、この旅行のメインイベントである
Camilla Mobergのアトリエ兼ショップ。自転車で向かう。

写真は新作のガラス。近くのThe Copper Smithyで展示・販売されていた。
ものすごいきれいさだったが、さすがに500ユーロくらいは出せない。
物によって結構値段が違う。
でも日本で買うと3倍はするだろうなあこういう物って。

フィンランド政府観光局の雑誌をどこかの
Naddifで見つけ、一目惚れしてから

約2年、実はイッタラのアラビア工場のとなりにあった
セレクトショップで初めて見かけた。想像を超えて大きい。
OASISというシリーズの器。

お店に入ると、
照明器具、お皿、花瓶、コップなどが並ぶ。
あれもこれも欲しくなってしまうが
手作りなので同じような器でも全く色味や厚み、ムラが違うので
1時間くらいは色々見た。

Camilla Moberg
アトリエ兼ショップのSirius gallery shopの失敗品コーナー。
写真を拡大するとわかるが、確かにゆがみが大きかったり、
色が薄いものなどがある。この中のOASISが一番気に入り、一つ買った。

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The Outline: The Unseen Outline of Things 「見えていない輪郭」 深澤直人 x 藤井保

The Outline: The Unseen Outline of Things The Outline: The Unseen Outline of Things

ソニーでテレビの外装設計をしていて叩き込まれたのは、
質感や色合いや小さな見かけ上の違いというべきものを徹底的に
排除して求めているモノにする、ということだ。

こういったものづくりを行う会社に入るまでは全く意識しなかったが、
大量生産というのは誤差の積み重ねであり、「全く同じモノ」を
作ることは出来ない。

寸法の違いから生まれる隙間の大きさの違い
条件の違いから生まれる表面の質感の違い
塗料を塗る温度や湿度の差から生まれる色の違い

そういったものをいかに抑えるように、あるいは
目立たないようにする設計するかが重要である一方、
現場での先輩方からの主観を客観にしていく教育の過程で、
「良いモノ」と「駄目なモノ」の差を徹底して鍛えられるので
自然と他の何に於いても、つい差を、「あら」を探してしまうことになる。

そのようなわけで、プラスマイナスゼロの製品を見たときに
ちょっと許容できないような外観上の「あら」を多く見つけてしまい
プラスマイナスゼロはなんかチープ、
イコール深沢直人のプロダクトはなんかチープ、
という印象をずっと持っていた。

The Outline: The Unseen Outline of Things

21_21 DESIGN SIGHTで行われていた
「THE OUTLINE 見えていない輪郭」展は、100点近くの
深沢直人デザインの製品と、それを撮影した藤井保の展示で

なんかチープ、という印象が良い意味で裏切られた。
この美術館、中にはいるのは初めてだったが
打ちっ放しで鋭利な角を持つコンクリートがいかにも安藤忠雄だが、
シンプル・無機質な感じの深沢直人デザインに合っている。

良いなあと思える製品がたくさんあり
それらがほとんど無駄の感じられない形状だった。
装飾が無い?無駄なラインがないのか?
特に良いなあと思ったのはバスタブ。
追い炊き出来ないなあと思ったけど。

しかしあれ良いバスタブだったなーBoffiの

こういう展示に量産されたモノが置かれるということは、
冒頭で書いたような外装に関する
デザイナーや設計者としてのモノへのこだわりが
ものすごく注目されて見られるということで、
つまり、普通に売られているモノよりも遙かに厳しい目にさらされる。

置かれたモノを設計した人は結構ヒヤヒヤするかもしれない。
毎日何個も作っているモノのうちから、
ある意味では1つだけ抜き取られて展示されたモノが
果たしてきちんと基準に達しているのか、
ばらつきで生まれた変なモノが紛れ込んでいないか。

あと、
・展示している椅子に座れる。特にマルニ木工の木のすべすべ感が病みつき。
・プラスマイナスゼロのトースター、前扉付きのやつが思いの外、良い。
 売ってるの見たこと無いな。


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Art Tells the Times, Works by Women Artists 「女性アーティストと、その時代」展

shiseido ギャラリー

資生堂ギャラリーでの展示。
「女性アーティストと、その時代」展。

複数のアーティストの展示を女性と言うだけの共通点から展示していて
なんともという感じ。
展示作品のうち、ピピロッティ・リスト森万里子はそれぞれ
個展を見たことがあったが1作品だけこのように展示されると
インパクトも少ない。

が面白いなあと思ったのは北原愛というアーティストの作品。
ここで個展を開いたことがあるようで、そのタイトルが「世界をどう区切るのか」

壁に永遠に360度回転するドアノブが取り付けられており、
見慣れたドアノブだと思ったらたぶん会社のドアと全く同じタイプ。

ゆっくりと無音で回転し続けるドアノブが白い壁に取りついている。

それが特に何かの境界線かどうかは感じなかったが
発想がおもしろ。

ということで今後このアーティストの展示があったら行ってみたいと思わせられた
ので展示の意義は達成されているのか。まんまとやられた口か。

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iittala Art Works イッタラ アートワークス

iittala Art Works

銀座のイッタラに行ったらばArtWorksという新ラインナップが展示されていた。
量産品ではない?といいつつも量産に近い数を生産しつつ?
美術品としてのガラス器。

バードシリーズよりもよほど実用性があるように見えるこれらのラインナップが
かなり高い値段で売られている。3万円弱~15万弱。
しかしさすがイッタラだけあって綺麗。

パッケージも木で出来ていてArt Worksの焼き刻印入り。
Alsta アルスタが良かった。

値段と相談すると、いらない。
売り切れで終了らしいのでお早めに・・・
http://www.iittalashop.jp/event/index.html

Museum of Contemporary Art Kiasma ヘルシンキの現代美術館、キアズマ

Museum of Contemporary Art Kiasma
Steven Hollが世界的に有名になったきっかけともなった
ヘルシンキ中央駅からすぐの現代美術館、キアズマ。
交叉という意味らしい。

展示もそれなりに面白かったのだが建物がとても綺麗。
白い壁に太陽光をたくさん取り入れてさらに空間を明るくしている。
交叉と言われればほう、と思う。

後に見たアアルトのフィンランディアホールに似ているといえば
似ているラインがある。

Museum of Contemporary Art Kiasma
ポスターおしゃれ。。。

Museum of Contemporary Art Kiasma Museum of Contemporary Art Kiasma
展示の感想をポストイットで貼り付け。世界各国の言葉が。

金曜日の夕方からは入館料が無料になるため、その時間帯に行ったところ
人でごった返していた。
ヘルシンキ中央駅の駅近という立地条件がこの国のアートに対する
考え方を示している感じがする。

Museum of Contemporary Art Kiasma
ラインがある。

Museum of Contemporary Art Kiasma
駅方面から歩いていった外観。

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Hossein Valamanesh @ Ama Gallery ホセイン・ヴァラマネシュ

Hossein Valamanesh
ヘルシンキのデザインディストリクトを自転車でまわっていたら
目的の店は見つからずに代わりに隣?にあったギャラリー。AMA

Hossein Valamanesh(ホセイン・ヴァラマネシュ)というイラクの
アーティストの作品を展示していた。

一見すると単なる文字のようだが、
近づいてみてみると茨のようなトゲがある植物の枝?で
文字が作られている。
特にLOVEとかにトゲがあるのに気づいた瞬間、
ぞわっとする。
Hossein Valamanesh

奥の方には赤とオレンジの中間くらいの色合いの液体が
水の中に沈んでいるコップが展示されており、
オーナーがいた。

液体の中でも重たい液体だから分離しているのよ
といった説明を受ける。

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Louisiana Museum of Modern Art 2 ルイジアナ美術館 建物内観と裏の池とか

Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館 Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館
螺旋階段で展示スペースに。 螺旋階段の上にも作品。 Cloud, 2009

Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館
見上げるとこんな感じ。

Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館
渡り廊下

Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館
Lake Gardenへの扉。自己責任で行って良いよ、の表示。

Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館 Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館
階段を下りると池。池の周辺にも展示。

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Louisiana Museum of Modern Art cafe ルイジアナ美術館 カラフルなセブンチェアのcafe

Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館 Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館
ルイジアナ美術館のcafeは入り口から一番遠いところにある。
セブンチェアがこれでもかというくらい並べられている。
芝生のある庭に出れば眼下に広がる海が一望できる。

Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館 Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館
サンドウィッチ

Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館
外から見たcafe

Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館 Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館
壁が面白い。

Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館 Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館
ナプキンもルイジアナ

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Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館 コペンハーゲンから電車。建物外観など

コペンハーゲンから電車で30分くらい?
ルイジアナ美術館に行く。現代美術館としてはかなりのコレクション数を誇る。

Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館

コペンハーゲンの駅で美術館入場チケット付き往復券を購入。
少し中心部を外れるとこういった景色が広がる。

Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館

駅からは結構歩く。

Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館

看板。

Louisiana Museum of Modern Art ルイジアナ美術館

元はお金持ちの土地のような雰囲気がある。
海沿いの洋館+現代的な増築のような建物なのだろうか?
敷地の裏手には結構おおきな池。
海の景色も素晴らしい。

写真がかなりあるのでただ貼り付けていく。

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Tomoko Konoike “Inter-Traveller” 鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人

Tomoko_Konoike_Inter-Traveller.jpg

デジタル的でなく、ぽん、と出てきた発想によるすばらしさではなく、
練り込まれた作品としては久しぶりにすごい、と感じた展示。
ただ作品を集めてきて展示したわけではなく、アーティストの意図をもって
作品をならべ、空間を作り、場合のよっては作品をその場所で製作している

最初はみみおというキャラクターの鉛筆書きによる
絵本のイラストのようなイラスト。と思ったら絵本になっていた。
顔のない毛玉のような物体から足と耳(というか腕?)が生えており
その物体が四季を過ごす。

鉛筆のみなのに、、という絵のうまさと不思議なキャラクターによる
不思議な世界。
鉛筆のみのイラストをアニメーションにした作品も流れている。

みみお。

次の部屋では油絵?のようなかなり巨大な絵が4枚。
彫刻刀で彫ったかのようなタッチになっており、
微妙な色合いの差がオーロラのよう。
近づくとかなりの色が塗り重ねられている。
空間に浮く剣、人の足のオオカミ、クリスタル、森。

さらに行くとミラーボール状の顔が回転する部屋。
ここはちょっと小さい子とかだとショックを受けるような
気さえするが、なんだろう。奇妙な鳥肌。

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