資生堂ギャラリーでの展示。
「女性アーティストと、その時代」展。
複数のアーティストの展示を女性と言うだけの共通点から展示していて
なんともという感じ。
展示作品のうち、ピピロッティ・リストと森万里子はそれぞれ
個展を見たことがあったが1作品だけこのように展示されると
インパクトも少ない。
が面白いなあと思ったのは北原愛というアーティストの作品。
ここで個展を開いたことがあるようで、そのタイトルが「世界をどう区切るのか」
壁に永遠に360度回転するドアノブが取り付けられており、
見慣れたドアノブだと思ったらたぶん会社のドアと全く同じタイプ。
ゆっくりと無音で回転し続けるドアノブが白い壁に取りついている。
それが特に何かの境界線かどうかは感じなかったが
発想がおもしろ。
ということで今後このアーティストの展示があったら行ってみたいと思わせられた
ので展示の意義は達成されているのか。まんまとやられた口か。