go to the hospital! 中国で病院に行ったよ 1 医療コンサルタントが来たよ

また中国。
何か毎回色々あるが今回も結構貴重な体験をした。

その3日前には一人で向かった工場の隣の工場が
火事でものすごい黒煙を上げ、
消防車が10台くらい消火活動をしている中仕事していたのだが、
どうも体調が悪い。というか明らかに体調が悪い。

熱っぽいし鼻水はひっきりなしに出るし、
咳もひどいしたまに頭痛も来る。

しまいには気がついたら鼻血が流れ出てその後4時間くらい止まらないし、
(これが一番なんか気持ち悪い。大丈夫か?と自分で思ってしまう。)
花粉症用で持ってきた大量のマスクがあって良かったという次第である。

その次の日土曜、仕事は終わらず夜23時頃夕飯に行く。
体調悪いので鴨の薬膳料理のような鍋を
食べさせてもらっていたのだが(スープがとてもおいしい。生姜とか
入っているし、なんかとても漢方的な味がする)
その食事中何の前触れもなく鼻血。

食べ終わったら戻って仕事を続けて日曜休もうと思っていたのだが
さすがにおかしいということで、一緒にいた
Takewari開発メンバーのつっちーには工場に戻ってもらい
自分はホテルに帰った。花粉症の薬はたくさん持っていたのだが
風邪薬的なものはバファリンしかない。

咳がひどいし、突然鼻血出るしで色々職場の人に心配してもらい、
中国の風邪薬をもらったり、結局日本の薬の方が合うだろうから
家にあるのを持ってくる!と言ってルルを途中で家にまで寄って
渡してもらったりして、
日曜病院に連れて行くからいつでも電話を下さい、と言われ
そのルルを飲んで寝た。ここらへんのやりとりは英語。

日曜の朝、つっちーに電話番号を教えてもらった
医療サポートに携帯で電話すると電話繋がらない。
なんだこれww
と思って、ホテルの固定電話からもう一つの番号に掛けるとようやく人が出る。

日本語が通じて、色々話してみると保険会社との契約状況によっては
全額立替えをしてくれるらしい。しかし逆に、契約していないと
全くサポートが出来ないとのこと。
また、保険会社によっては事前に何か手続きが必要なので、
その手続きをしてからでないとサポート出来ないとのこと。
それとは別に、企業によっては企業でこういったサポートと契約しているようだ。

医療サポートサービスは電話を受けるコールセンター的な場所と、
実際に病人に付き添うコンサルタント的な役割に別れており、
2者の情報共有はかなり正確に行われていたが
こちらはその状況を理解するまで少し時間を要するし、
保険契約の件も事情が全く分かっていなかったので、熱っぽい
頭で結構混乱した。

また、土曜日の夜にいきなり帰ったので、
ほとんどの荷物を工場に置いてきていて、
手元にクレジットカード付帯の保険等を確認する術が全くなかった。
つっちーに荷物はホテルまで持ってきてもらっていたのだが、
つっちー自身4時くらいにホテルに帰っているし
まだ寝ていると思われたので色々調べることが出来ず、
なおかつ体調はかなり悪い感じだったので結構苦労した。

こちらは病人なのになんなんだこの待遇、と一瞬頭をよぎるが
医療もビジネス、お金が支払われないところにはサポートは無い。
仕方がない。しかしさらに体調が悪かったら保険状況を調べるとかも
かなり難しいので、
保険契約状況は手元に置いておくことをおすすめする。
(というかもっと元気なうちに何らかの対処をすることをおすすめする。)

現在地と症状を伝えると、午後の診療に行きましょう、
私が迎えに行きますということでホテル前まで来てもらうことになる。
ここのやりとりは怪しげながら日本語。
中国語はこの後も特に登場しない。

長いからここで一端終了
そして寝る。

続き

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