そうそう、それでVIP診察エリアに向かったのだが、
まず一口にVIPと言ってもかなり幅があり、なおかつ
中国に行くとこの言葉自体が結構あふれている。
VIPはVery Important Personの略。
大統領からちょっとした偉い人、果ては今回の自分のような
どう考えてもVIPじゃない人間にも適用される。
後で聞いて分かったのだが、
このVIP診察を受けるには、158元が必要になる。
現時点のレートで2000円くらい。
なんだそれくらいか、と思うかも知れないが、
これまで色々なモノの値段を見る限り
日本国内とこのエリアでは物に対する支払いの
値が約5~10倍差くらいある。
例えばタクシーの初乗りが140円くらい、
ペットボトルの水500mlが10~15円くらい。
モノによってはさらにこちらの方が安い。
つまり日本の感覚で言うと、
診察を受けるのに1万円以上。
これだと確かに自分だったら行かない。
今回は海外旅行保険の保険会社が建替えることになるので
自分にとっての問題は無い。
VIPエリア、と言ってもこんな様相。
見ての通り、どこにもVIPさはない。しかしこの看護師の余裕。
これがVIPなのだ。後でまた出てくる一般外来エリアと比べると
そこは雲泥、とまでは言わないが差がある。
外国人は自動的にここに連れてこられるらしく、
ヨーロッパ系の女性と後から別の日本人の男性も診察を受けていた。
事前に中国語で書いておいた症状の紙を渡し、
保険会社の書類に記入を行う。
ちなみに、
症状と期間、発症日、以前同じような発症がないか、
薬アレルギー、通院歴等つまり日本の医者でも毎回聞かれる項目は
日本語でも何でも良いが書いてまとめておくことをオススメする。
説明が1回で済むし、結局翻訳しながら伝えるので
やりとりが何度も発生しかねない。
そして懐かしの水銀体温計で体温を測定する。
昨日一昨日でうわー今熱あるなあと思ったタイミングと
比べると全然熱無いと思っていたが、体温計見る暇もなく
持って行かれたところでサンスーパーの声、
後で聞いたら38.5℃。結構高い。
あれ、まだ診察すら受けてないんだけど。
dejavuってこと??
デ・ジャ ヴュー??
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