上海には空港が2つ
虹橋と書きホンジャオと読む、東京で言うと羽田みたいなところ
浦東と書きプートンと読む、東京で言うと成田みたいなところがある。
リニアモーターカーがあるのは浦東。
虹橋の方が市内、あるいは目的地となる蘇州や昆山に
近くて良いというのでそっちしか使ったことがないのだが、
この空港は羽田みたいな感じで大きくなく、また古さ的にはもう
東南アジアの空港を思い起こさせるほんとうに小さな寂れた感じ。
虹橋に到着する国際線はターミナル1だけで、
万博のマスコットもいるのだが、
万博開始まで1週間をきっているというのに
こんな感じでやる気のなさも激しい。
ただ、現在建築中のターミナル2はすごい。
先月来たときにはアナウンスがなかったのだが今回の出張で
全ての機能が6月?にターミナル2に移動するという案内が出ていた。
ターミナル2は現在は中国国内線の離発着が行われていて、
偶然同行者をピックアップするために寄ったのだが、
まずその外観の大きさに驚く。
なんでこんなにSFチックに見えるのか、と思ったその理由は
高速道路の高さ、だ。なんか本当に高い。
日本の高速道路が一般道の上20mくらいを走っているとしたら、
30から40mくらいの高さを走っている。
そして空港に鉄道の駅が建設中で、10以上の線路。
このスケールの多きさを、高いところから見下ろす。
空港から伸びる高速道路の湾曲したレーンがいくつもからまっていて
本当に近未来な感じを受ける。
駐車場が複数階で直結したターミナルビルはいわゆる近代建築で、
新しいので綺麗。
電光掲示板に表示される国内線の多さにも驚いたが、
面白かったのは着陸している国内便、
ほとんど全てがDELAYしていることだ。
ほとんど1時間くらい遅延していた。
Googlemapで見ると立ち並ぶ家の近さがよく分かる。
大きな地図で見る