value ブランドとか価値とか価値観とかBOTTEGA VENETA

ブランドに価値を求めるかブランド品に本物の価値があるのか
結構面白い問題だと思う

エミクロ君の友達が家に来て姦しくして去っていったがその中で
プレゼントの話があった。まあクリスマスだったからなのだが
彼に渡したBOTTEGA VENETA(ちなみにgoogleでスペルを確認した。)
の小物、彼が全く知らずに価値がわかんないから
次の年からもっと安い物(あるいはブランドランクを下げた)に
したというような話だった。

それでいて彼女らはグッチとかコーチとかプラダとかヴィトンとか
そういうあからさまなブランドは逆に嫌う。
だっていかにもなブランドじゃない?ってわかるでしょそういう感覚

でもそういういかにもなブランドじゃないと
うわあすごいブランドものよぉ ってわからない
つまりBOTTEGA VENETAだと「他人が」わからないわけで
その狭間で葛藤するわけだ。

元々こういったブランドは良い物を作ってきたことで認められて
企業名なり商品名が全世界的に認識されるわけだが
認識された後はロゴなり何なりをつけただけで価値が上がるため
その商品が本当に良い物なのか?がイマイチわからなくなっているのだろう

結局その人によって価値の取り方は異なるわけだが
基本的にその価値を共有、悪く言えば見せびらかし
したいためにこういう事が起こると思われる。

つまり俺が昔買った石に4本の足が生えたアーティストの作品の
値段を言ったときにエミクロくんの友達達が
ええーそんなにするのありえない
って言っていた言葉がそのままBOTTEGA VENETAのバッグにも
適用されるわけだ。

そこに価値を感じるか感じないかは人次第なのだ。
多くの人が共感できる価値であればあるほど陳腐になってしまうのも
もうこれは防ぎようがない。