旅行に求める物って何だろうか。
Great EscapesというTaschenの発行する
ホテルガイドブックがある。
Taschenという出版社は美術系の本に強くて、
僕の中ではとりあえずここの本であれば
綺麗な写真がみられるブランド として確立している。
旅行に何を求めるか、だ。
僕の場合は、少なくとも海外に行くなら
冒険的な要素とか困難さが欲しい。
知らない言葉とか
見たことの無い景色や物。
非日常性。
だからこそ日本人に沢山会うような場所には
行きたくないし、
日本語でガイドされるのも
それがものすごく楽だとしても
無い方が良い場合もある。
そう思って、Manihiという離島を選んだのだが
思った以上に日本人が多かった。ホテルのスタッフも
日本人がいた。確かに便利だ。でも日本語が聞こえてくると
なんとなく現実に引き戻されてしまう。
この島は地球の歩き方に3ページくらいしか載っていなかったので
選んだんだけど。
Tahitiの国内線の帰り道、直行でパペーテ(本島)に行くはずの
飛行機がFakaravaに止まった。
この島は地球の歩き方に載ってすらいない。
でもきちんとリゾートは存在していた。
こういう島がまだたくさんある。
Great Escapeはそう言う意味で、
まだ日本のガイドブックに
紹介されていないようなホテルが掲載されている。
逃避したいならそういう選択もありだろう。