避暑で草津に行ってきたが、やはり高地は涼しい。
東京スカイツリーの2倍の高さの標高です、とアナウンスしているが
山道を上がっていくと気温が一気に下がる。
どれくらい涼しいかと言うと、夜羽布団で寝ていてちょっと寒いかな
というくらい涼しい。
クーラーつけたままだと色々な不具合が体に生じるので
なるべく家では窓を開けて寝ているのだが、
場所柄首都高の音が聞こえてくるし、とにかく湿度が高いのと
元々保温性の高い室内がたぶん30度近い気温で、
子供は特に頭にものすごい汗で、
何度も激しい寝返りを繰り返し、寝苦しそうに汗びっしょりで起きる。
ところが草津だとほぼ寝返りも打たずにぐっすり眠っている。
ふうむこの激しい汗は単純に環境が問題だったのか、と一安心する。
それで、冬のスキー場のロープウェイと
リフトが動いていたので山の上の方に行ってきた。
特に案内を見ずにコマクサパックというリフト券を購入し、
子供を負ぶって行ってみたわけである
(ちなみに、ウエダクが骨折したのはたしか
ロープウェイを降りたあたりである)
後で確認すると、標高は2000mくらい。
このような格好だった。
ロープウェイに乗った後、リフトに乗っていると濃霧でかなり視界が悪い。
そして、スキーのコースを下ってくるだけだと思っていたら全然違う、
かなりの迂回路になっていた。スキーだと1分もあれば降りられるのだが、
コマクサ群生地に行ってきたら降りちゃった方が楽だよ、と言われ、
はて?と思っていたのだが、群生地まで行くには結構歩かなくてはならなかったのだ。
結局このリフトで上ったぶんを降りるのに1時間以上かかった。
道すがら、すれ違う人達は皆様きちんとした登山の格好、
山ガールを2人従えたイケメンにまで出会う。
こちらはパーカーにジーンズ、しかも子供を背負っている。
エミクロくんに至ってはグッチかなんかの
バッグまで持っている始末である。
これがまさに、山をなめてかかって遭難、死亡するパターンだ!
とはたと気づいたときは時既に遅く、
偶然ながら天気も崩れることなく下山できた。
あとでホームページを見ると
軽装でのご利用はお控え下さいとあった。
気をつけたい。
しかし高山植物を撮影しに来ているリタイアしたご夫婦?と思われる方々、
カメラの装備が半端無いです。あれだけでうちの子と同じくらい重量あるだろうな。