unable to write 書けない、ということ

書く時間が無いとか、
あるいは書くことが無いとかって関係なくて
とりあえず書いていたのがこれまでだとしたら、
現時点での立ち位置はいったい何なのか

という、この文章ですら書いていなかった。

これはちょっと今までの自分では考えられない事態だ。

物事を理論的に考えずにほとんど直感で進めてきて、
しかも観察力の鋭い友人からは
それがあんたのやり方だし、
あんたの場合それが何故かわからないが自動的にとてもうまくいくんだよ
と言われたのは大学の時だ。

それがこのところ、特に時間の長い滞在を強いられる仕事において
理論的に物事を進める癖を強制的に付けられていることによって、
そう迫られることによって、、説明を求められることによって、
あるいは必ずしも自分のように直感に従って進めてもうまく出来ない人が
大多数であり、それらの人達を導くには理論的でなければならない、
というような環境に置かれることによって
考え方が完全に固まってきてしまっている危機感を感じる。

確かにそれでスムーズに物事が進むこともあるが
パターンから外れきれないし、枠を飛び越えることが出来ない。
想定できうるドラスティックさしか提示できない。
思い浮かばない。創られない。

とにかく何か焦りのような感覚しかない、というのはまさにそれで、
三十路も近づく今
フィジカル的にも何らかの対応を迫られていると感じる。