たぶん日本海側に雲が全てせき止められていたためか、
搭乗した飛行機からの眺めは本当に快晴と言って良かった。
羽田空港と海ほたるが見え、
遠くに新宿が見える。
やがて調布飛行場、そのまま西南に飛行機は飛び
右手に富士山が見える。
富士山の遙か遠くに日本海側の山々も見える。
とにかく雲がない。
富士山の頂上へ向かう登山道もはっきりと見えるし、
とにかくこんなに地上が見えている事って経験が無い。
冬だと当たり前なのだろうか。
そのうち糸魚川かなと思われる日本アルプスと谷が見えてきて
ダムでせき止められた湖が凍っているのが見える。
やがて飛行機は名古屋、大阪、
琵琶湖が見えてきてそのまま瀬戸内海の上を飛び、
噴火している山が見えるかなと思いながらしかし
鹿児島上空あたりを飛んで
そのまま南下した。
到着した都市は高さのある分厚い雲で覆われていて、
常に霧か曇りか、あるいは小雨だった。