今年もCeatecに行った。2002年くらいから行ってる気がするので
8年目!会社入ってからは6回目くらいか。
家電業界最大の展示なので基本は家電、それにデバイス(機器を構成する
ありとあらゆるもの、半導体、材料、素子、etc)メーカーが展示を行っている。
その年その年で目玉になっているモノが異なるが、
例えば全く新しいディスプレイ方式のSEDが大々的に
展示された2004年とかに比べると
とにかく新しい!という技術は目にしない。
業界に長くいるとその業界における常識が
実は世間一般にとって非常に革新的であったとしても
普通に思えるわけで、もしかするとそういうのも作用しているのかもしれないが
とにかく新しい!というものは見かけなかった。
特に人気だったのはSharpのau携帯端末なんじゃないかと思う。
隣に置いてあったガラパゴスという書籍リーダーは結構良い出来で、
触っていてこれなら欲しくなるかもと言うレベルだった。
同じレベルで携帯も出来ていれば十分だと思う。
混雑しすぎていたので端末には触れなかった。
あと、これもSharpだが、プラズマクラスター携帯。
既に携帯サイズのプラズマクラスターユニットを発売しており
これを携帯に搭載させただけだが、携帯も動作していたので驚いた。
イオン発生装置製造メーカーの話では、高圧を鋭い針先等に
かけることで空気中のイオンを発生させるが、発生時に装置側に
帯電が起こってしまうと言う。
これに対してシャープに限ってはプラスとマイナスイオンを交互に
発生させているため、装置の帯電が無く小型化してハンディタイプに
出来るようだ。
パナソニックのnanoeは充電スタンドにモジュールを搭載していたが、
コンセント側へのグランドが無いと成り立たないためだろう。
この意味では、マイナスイオン小型化においてはシャープが一歩リード
しているように思えた。
その他、裸眼3Dディスプレイが一つの大きな見せ場だったと思うが
これは見ることが出来なかった。(見つけられなかった。)
イマイチどころか、いま2か、いま3とは聞いていたのだが残念。
その他仕事関連の要素をいくつか見学。
会場のインパクトしては弊社ソニーが3Dの見せ方がうまかったと思う。