I’ll go back to china、なんとかかんとか桃源郷~
と歌いながら到着した中国。
うわさには聞いていたが
確かに空に薄い膜のような、砂埃なのか
もくもくとそこかしらから立っている煙なのか
光化学スモッグをきつくした感じのハレーを起こした空が
世界を覆っている。
飛行機から到着する広州を見たとき、
都市が想像を超えて広がっており、
建物が密集していて、建物自体も高かった。
写真を見てもわかるように、
飛行機はその薄い茶色の空気の層から
地上が見下ろせていて、
その層の下に降りていくと、世界はなんだか失敗した
写真のような白飛び風の
いろいろなところで光が拡散しているような、
そんな雰囲気に変わった。
工事中の空港の大雑把さはこの国のイメージとぴったりはまった。