read error リードエラー

行間を読め、とまではもちろん言わないが
文章にある程度入れたはずの意図を正反対に、
あまりに鮮やかに勘違いされるともはや
反応すら出来なくなる、という事態に直面した。

勘違いしていることにすら気づかず、
自分ではない別の人間に
それって君が以前書いていたことを引用したのではないか?
と指摘されて初めてわかった。

基本的に人は成功の上に立って物事を進めたがるものだ。
我々は「来週編」の執筆に取りかかったのだが、
ひらめきはそう簡単には降りてこない。

カチャ。
何度も扉を開けてみるのだが、

そこから出てくるのは極めて平坦な、抑揚の無い
やりとりだけでお互い辟易させられて終わるのである。