最近映画を2本みたのだが、
最初に見た300は結構クソだった。
マトリックス以来の映像革命ということで
期待大で行ったのが間違いで、
ただ殺陣がリアルになっただけ、というまあ
そんな感じだった。これだったらトム・ヤン・クンとか
ジェットリーとか見てたほうがよっぽど楽しい。
マトリックスの新しさは例えば弾丸の軌道をスローモーションで、とか、
カメラを置きまくって360度から俯瞰するような映像にした部分だが、
これは全く持って新しい映像だ、すげえ。と衝撃を受けた。
300(スリーハンドレッド)は、普通に人を切って刺して
それがリアルになっただけなのである。
つまり、見方(みかた)としては普通なのだ。
新しい視点というものは存在せずただただリアル、なだけである。
ハリウッド的WASP万歳的なストーリーもなんか(Pは知らないけど)
頂けないし(例えそれが史実としても)ナニコレ、と思い劇場を後にした。
次に見たのはダイハード4.0である。
点ゼロ、という流行に乗ったタイトルであるものの、
前評判としてブルース・ウィルスがチャットに掲示板とチャットに登場し
映画の良さを訴えたというニュースを見ていてそれが超計算された
宣伝行為だったとしてもなかなか面白いじゃないか、と思っていた。
果たして内容は、点ゼロ。
点ゼロはもちろんweb2.0から来ているわけだが、
web2.0的な内容である。ファイアーセール(スペル何?)という
3段階にわたるテロ攻撃というのがまあ主題なのだが
もはや冷戦が終わり仮想敵国がいないなか、
当然アメリカンな敵はテロ組織、ということになる。
そしてこういったパニック映画の目的が金であることは
もはやここ数年の常套手段ではある。つまり常套手段2つ持ってきた。
それを持ってしても面白いのだ。
まあ続きは映画館で見てくれ。