去年会社の先輩が死んだ。
もうやめたので知らないが
mixiやGREEには彼のページが残っているだろう
誰かがその死を知らずに彼のブログにコメントを残す
返事はない。
そこに死を明示するような内容は何もない
ブログはやがてスパムに埋もれる
マイミクからこっそりと死んだ人を削除するのか
それとも思い出として残すのか
そもそも明確な繋がりなど無いからこそ
存在していた死人たち。
50年後には遺作となったブログが世界中で存在し続け
死人だらけになったSNSが出来上がるのだろうか。
自分が留守の間にメッセンジャーの返事をする
という技術をどこかの企業が発表していた。
大学の時にメッセに自動応答するプラグインが流行ったが
それを過去の受け答え、文章の特徴などから
カスタマイズするんだろう。
そういった自動応答システム同士が応答して
意味のない世界を作り上げ
人っ子一人いない世界を想像してみたりする。
別に意味はない。
現実にはホスティングする会社は数年間更新のない
ページを削除するだろうし
どんどんみんな無に帰って行くだけか。
3ヶ月更新が無かった場合に自動的に投稿するエントリーを
書こうと思ったがやめた。