CEATECに土曜日に行ってきたので気になったところをメモ
SED
目玉のSED.整理券を持って入場。
感想は去年と同じ。55インチがそれなりの値段で出てようやく市場があるか、
というところ、方針に関しても考えるところは去年と変わらず。
PLC
恥ずかしながら言葉は良く聞くものの詳細は知らなかった。
Power Line Communicationの略。
コンセントに繋がっている家庭内の配線を使用して
それに情報をノイズとして載せる、というもの。
と理解していたがどうやらそれは宅内PLCの事だったようだ。
日本では10/4に法律的に認可されたことを受け、
推進団体の展示だけでなく各企業のブースでもいくつか。
松下電器が既にアメリカで発売しているブロードバンド
接続用機器を展示しており、ブラウジングしてみると何の問題もない。
PLCをブロードバンドネットワーク接続の手段として期待する
のではなく、ホームネットワークの様々な配線を無くすという意味で
使用が可能なのであれば興味深い。
しかも実用段階に完全に入っている。
テレビとビデオとゲーム機とスカパーのチューナーとを繋いでいる
訳が分からないスパゲッティのようにこんがらがっている配線
全てがコンセントに指すだけで完結する、これほどいい話も他にない。
もちろんそれは相互に処理をする機器の搭載が必要で
okスト的に考えればLANを使うのと大差なさそうだけど、
どうにかコンセントに電源を指す、だけでやれるようにならないかなあと思う。
SHARP
・PROTOTYPE 液晶テレビ
シャープはいくつか見所があるのだが、
まずは正面ひな壇に展示されていたプロトタイプの3台の液晶テレビ。
これまでの一貫した喜多俊之氏デザインがなんとなくもうお腹いっぱいに
なっているひとは少なからずいるのではないか、と思われる今日この頃だが
この3台、確か52が1、46が2台。まず前面のベズルがアクリル。
アクリルの内部に鱗というとおかしいが不思議な印刷?のされた模様が隠れて
おり高光沢途も違う高そうなデザイン。そしてスピーカーは横から見るとL字
とその間を埋めるへんてこな円弧を描き、筐体下部にスリットが。
マスク部分には10mmほどの黒アルミ。
まあプロトタイプなので分からないが違ったデザインを出そうとしているのか。
さらに壁寄せスタンドにはDVD、HDDの文字。
動作しているのかちょっとこれは、、、、モックか?と思うが
説明員がおらず聞けない。
・壁寄せスタンド
目の付け所がシャープ、なのが壁寄せ。壁掛けはなかなかできない日本の住宅事情。
しかし転倒防止のため各社スタンドはなかなかがっしりしている。
すると壁に寄せてもどうしてテレビ後方にスタンド足があり、空間ができてしまう。
壁寄せスタンドはスタンド自体が47kg?だったか、非常に重く
テレビディスプレイの重心をうまく前方向に持ってきているのか
イメージ的にはかなり壁に寄せられるよう。詳しいスペックはカタログにもないため不明。
ちなみに現在売られている壁寄せスタンドにはDVD再生機能とかは当然無し。
11万5千円。まあ純正スタンドとして値段は普通だ。
・4K2K液晶。
目玉の一つだったがぶっこわれたのか調節中、でみられずじまい。
・メガコントラスト液晶
ふうむ
・小型翻訳機
かなり人気だったが見なかった。がんばって英語勉強しよう、と思った。
・アクオスインテリア
壁掛けが難しい家に壁ごと売ります、というコンセプト。売れるのだろうか。
・工場の差が、テレビの差になる。
シャープ液晶ラインナップの標語。工場のブランド力をここまで
前面に押し出した企業も初めてでは。
トヨタがこういうことをしたら恥ずかしい。
亀山じゃない工場の間接的批判である。世界に向けてこれを発信したら
どう取られるんだろうか。不思議な感覚である。