WHILLは既存の車いすの車輪に取り付け、
車いすを電動化するユニット(あるいはモジュール)、そういう感じのもの。
よくコンセプトモデルと言うとイラストだけとか、
動かないモックだけとか、そういう近未来系のガジェットなり
モノっていうのはよく見る。
デザイナーの描いたそういったモノはエンジニアから見ると
失笑ものだったりするわけだが
WHILLは違う。これは動くらしい。
会社の後輩naotosakakiが手がけている。
WHILL(ウィル)、造語。ホイールとwill?
ちょっと発音からWiLLプロジェクトを思い出してしまうところが気になるが、
p_WHILL from campfirejp on Vimeo.
セグウェイよりもよほど実用的に見えるし、
何よりも社会貢献できつつ
ビジネスにも直結しそうなところがすばらしい。
デザインが何より良いし、
思いの外仕組みはシンプルに見える。
12/3からの東京モーターショーに出展するようだ。
通常の仕事をこなしながら、
1年掛けて設計したと言うからすごい。
バッテリー(これは大きさ、重さ、コストか)、
安全面(制御系の発散とか、段差で加速しちゃうとか、車輪ロックの解除とか?)、
課題は結構あると思うけど
モーターショーに出せばそれなりに注目されて、
たぶんテレビなんかでも取り上げられるだろう。
そうすれば大きなスポンサーが現れて、
とんとん拍子で製品化、
という流れに乗れるんじゃあないだろうか。
是非がんばってほしい。
WHILL『 車イスユーザーから始まるパーソナルモビリティー 』
にコンセプトと、賛同すれば資金提供も出来る。
公式サイト
http://whill.jp/