yotsuya-otsuka

四谷大塚がどこかの塾に買収されて統合されるらしい。
なんか寂しい感じだ。四谷大塚と言えば小学校の時に
中学受験塾としては日能研と二大勢力を競っており、
日能研に通う子達(とてもださいNとデザインされたリュックを
みんなが背負っている)と何となくライバル意識を持っていたものだ。
組織間の対立が所属する小学生にまで及んでいたと言うことか。

4年から?6年まで、特に6年の時は週に4日四谷大塚に行き、
土日どちらかが毎週テストだった。ということは週5日行っていたことになる。
当時文章読解を重点に置いた入試問題を出題することで有名だった
麻布対策を少数精鋭の人数で行う麻布特別コース、いまだに
よく覚えている。ちなみにこの年の開成特別コースは成績順に
2コースあり、上位のコースのメンバーは全員開成に合格していた。
むしろこのコースにはいるのが難しいと言われていた。

当時四谷大塚は教室ごとにテストのランクで振り分けが行われていて、
中野、お茶の水、以下って感じで最後はずっと中野だった。
たまにテストの点がいいと週報にのり、満点を取ると満点賞がもらえ、
何枚か満点賞をあつめるとメダルがもらえ、小学生なりに結構うれしかったものだ。

受験日当日はコースのみんなに会い、合格発表の日には、広尾から
麻布に向かう途中ですでに発表を見たナンニチくんからおまえ受かってたよ。おれもね。
と言われたのを覚えている。

この頃の長文読解のたたき込まれっぷりから、本を良く読むようになったのでは
ないかと微妙に思っている。
理科の先生が薦めた本の中には明らかに小学生には早いと思われる
ぼくは勉強ができないなんかもあって
子供なんだけど子供扱いしていないところがちょっとよかったし、
お帰り問題をだしたり変な親父ギャグを言っていた今は亡き算数の先生も
未だに覚えている。

小学校よりも四谷大塚の方が好きだったくらい、長い時間いたなあ。
あそこに。