さて、以前alexa(たぶんアレクサって読むんだよね)の説明をするとか
書いたような気がするので重い腰をあげて書いてみよう。
(結構適当な部分があるので信用しないでね)
alexaは96年に設立されたwebナビゲーションを目的とする会社で、
98年にamazonが買収した。alexaのツールバーをダウンロードすると
分かるのだが、alexaが行っているのはwebサイトのトラフィックの統計分析だ。
(ちなみにこのツールバーは勝手にalexa側にユーザが見ているサイト情報を
送信するため、セキュリティソフトにスパイウェアと認識されることが多い。あと
若干重いのとタブブラウザに対応していないのでそこらへんは不便だ。)
たとえばこのJ Loveに来る人は、関連するジャミロクワイの公式ページにも
よく足を運ぶ、みたいな統計を元にユーザにそれをグラフィカルに提示する。
このシステムはamazonが、「この本を買った人はこんな本を買っています」
という関連商品を提示するシステムのweb版と考えて間違いなく、類似性が
かなり高い。そして利便性も高い。webサーフィンをしていると、このツールバーで
どんどん関連ページに飛んでしまう。特にデザイン系のサイトとか見ていると、
あ、こんなかっこいいサイトが、みたいにどんどん新しい発見があるのが嬉しい。
さらに、alexaではwebサイトに関してのレビューも書くことができる。
まさにamazonの商品ページのようなイメージでサイトがデータとして管理される。
ちなみにそのページはJ Love.infoだとこのようになっている。
サイト運営者にとっては、トラフィックランクも結構面白い。
このようなシステムを利用しつつamazonの子会社であるA9.comが検索サービスを
googleを使用して展開しており、amazonのページ内部だけでなくwebサイトを
閲覧する際に包括的にamazonを介させようとしている動きが見られる。
amazon.comでは、A9を普段使っているユーザにπ/2%オフというキャンペーンを
以前からやっており、googleやyahooでは無くA9を普段使っていると
若干お得感があるので使ってしまうユーザもいるだろう。そんで
A9.comもカスタマイズしていくうちに結構使い勝手が良くなってくるので
(まだ日本語対応的に甘い?)この戦略はかなり強いと思われる。
ただこれ、カスタマイズされればされるほど複数の人が使うPCだと
ユーザの切り替えとか面倒だよな・・たぶん。
いじょ。