easy address translator 住所かんたん翻訳リリース

住所かんたん翻訳、という機能をTakewari内で開始した。

日本語の住所を英語表記に簡単に変換する、という
構想は2年前くらいのTakewari議事録から記録が残っている。

当初自分が考えていたのは、
様々な海外の著名なネットショッピングのフォーマットをデータ化して、
それを呼び出せるようにするもの。

ローマ字表記にすれば、印刷が可能なので
実際はほとんど全ての国で住所表記として通用する。
あとは日本まで届けばよい。その点を逆手に取り
複数の国の表示形式に沿う変換が可能になっている。

こういった意外と簡単そうに見えて、実際そんなに難しくなく
(ネット上のAPIを利用すればの話であり、
APIそのもののを動かしている人たちやその仕組みにはいつも感嘆する)
出来てしまうような内容に2年間かかるというのはネットの世界では致命的で、
その間に似たようなアイディアのサービスが開始されていた。

しかし目指している部分が少し違った
翻訳というか、ローマ字変換が重要なのではなく、
どこに何を記入すれば良いのかが
実際に知らない言語のサイトに行くと全くわからない。
例えばあまりなじみのないロシア語だとして、
どこに名前を入力してどこが都道府県なのか、わからない。
英語以外のサイトで買い物してみたらわかる。
いちいち翻訳しないと本当にわからない。
ここにニーズがあると踏んだ。

考えてから2年間の間にTakewai創設メンバーが復帰したのと、
デザイナーのデザイン理解力、作業スピード、素材の考え方
自分自身のいくつかのcssレイアウト知識のupdate
そういったものがあり、思った以上に良いものが出来た。

特にマンション・アパート名等の変換・翻訳にはなんでこんなのできるの?
というくらいの驚きのある翻訳結果が返ってくる。
(ダメなところもある)

Takewariを開始した当初に、gigazineに掲載される、という
一つの目標というか妄想があったのだが、それが実現した。
前日の真夜中以降、サーバ側の負荷が常時100%になるという事件もあり
これは自分のミスだったようだが、これを丑三つ時までメンバーで対応し
解決した矢先、朝9時からgigazine掲載によってアクセス爆発が起こった。
本当に危ないところだった。

いいね!をほんとうにたくさん頂いている反面、
住所取得していないか、というコメントがいくつも散見され、
実際取得はしていないのだが、
Takewari以外の面で何か穴がないか確認している。
この点についてはきちんとした対応が求められているので
これから対応する。

このかんたん翻訳とは別で、まだまだ根本的な部分で、
やりたいと思いつつ出来ていないものがあるので
引き続きがんばっていこうと思う。