例えば、ロボット。
産業用のロボットはそれこそ人が全く追随できない恐ろしいスピードで
作業を行っているけれど、鉄腕アトムに代表されるような人型のロボット
に関しては、研究などの段階に比べてイメージがかなり先行している。
アニメだけでなく、実物と見まがうほどのCGが使われる映画などで出てくるからだろう。
「走った」だけで大きなニュースになるロボットは、技術を小出しにしている
のではなくそれで精一杯なのだ。
今年アメリカで、遠隔操作無しの自動で目的地(200km)まで到達すべし!
という主旨の自動車レースが軍の研究所?主催で行われた。
賞金1億のこのレースは、最高到達距離10kmくらいで幕を閉じたわけだが、
それすなわち「自動で目的地まで行く自動車」すら出来ていないという現実。
子供の頃読んだ絵本には出ていたような、そんなに難しくなさそうな事柄なのに。
もちろんこの自動走行は、例えば大規模な投資を行って政府がインフラを
整備さえすれば、大手の自動車会社だったらすぐに車を作って実現できるだろう。
思っているほど技術は進んでいないこともある。
でも技術的に可能な事と現在の製品との差は当然ある。
民生品に落とし込む前に、大量生産は可能なのか。
買える値段になるのか。利益は見込めるのか。
こういう当たり前の事が満たされていなければその技術は世に出る可能性は
少ない。
昨日の話に戻すと、ある程度のそういったインターフェースは研究されていても
上記の条件を満たすことが出来ないとなかなか世の中には出てこない。
それにしてもsnoさんの意見はとても面白いと思った。
> まだまだこの不便差でもそれを自分の優位性として
> 買う人達がいるので、今しばらくはこのままで行こうと
> 考えている企業側の考え方のよぅに思えてなりません。
たぶんこれは企業は考えていないと思う。
特にPCを、というかOSとかを作っている人たちはほとんど
その操作性とかに不便を感じていないような気がする。
使えない人の意見を採り入れていかないと良くならないし、
当然そういった試みはされているだろうと思うけれど、
自分の作ったシステムは自分にとっては使いやすいわけで、
どうしても閉じたものになってしまっているだけだろう。
PCのユーザビリティはOSが決定する気がしたけど、
入出力デバイスにも何らかのイノベーティブなものが現れてもおかしくない。
レーザーキーボードとか、確かに新しいけどユーザビリティという観点では全く無用の長物だ。
まったくまとまらない最近のエントリー。
よくこんな意味の無い、時間だけが無駄になる文章を書けると自分で感心する。
そしてこれを読んでくれたとても心優しい人たち、
申し訳ないけれどこのエントリーは本当に意味がない。誓ってもいい。
ここにあった石とここにあった石と、もう一つくらいの石をまとめて投げたような文章なのだ。
まあ昔からそんな感じだけど。
キーミーの 大切な 時間 使ーってくれて サーンーキュー byコーネリアス
今日は社内で技術交換会みたいなものがあって、
とてもおもしろかった。とてもわくわくだった。
当然内容は書けないけど。