・10億色と10bit
プラズマディスプレイTVで、例えば松下なんかは36億色表示を
宣伝文句にしている。松下のPDP(プラズマディスプレイパネル)は
緑色が他のメーカーより濃く発色されるため、一見自然に色が良く
見える。不自然な緑色なんだけど、これが購入動機になることが
多いようだ。
それはおいておいて、36億色っていうのはいったい何なのか。
先日ソフトウェア系の同期二人が下のような会話をしていた。
「char型だと6万(65,536 )までだから、オーバーフローしちゃうんだよね」
「ああー10bitだもんねー」
イノウエ:「10bit?」
「そうそう。10bitで処理するのがもう流れみたくなっちゃってるんだよ」
イノウエ:「へぇー」
はい。ここから推測。
10bitって2の10乗で、1024?
仮にRGB (赤・緑・青。三大原色。この3つを組み合わせると
全ての色が表現できる。たしか) をそれぞれ独自に2段階
(0.1、1bit)調節出来るとすれば、RGBの組み合わせは
(000), (001), (010), (011), (100), (101), (110), (111)の8通り。
2の3乗。
これが2段階なんかじゃなくて、1024段階で明るさを調節出来る
(つまり10bitの段階を表現できる)としてみると、1024の3乗?
あってるこれ?
1 024 * 1 024 * 1 024 = 1 073 741 824
これで10億色のできあがり、と。たぶんこういう訳かと思う。
(全然違ったらごめんなさいっていうか、はずいね)
これをちょっといじって、36億色なんじゃないかと。
さて、松下のWEBページを見てみよう。おおおう!最大は86億色と来ました。
「低輝度部の階調を従来の最大1536階調相当から
最大2048階調相当にまで向上。」
だそうです。なるほど。それで36億→86億色なのね。
仕組みとか、何で低輝度部なのか良く分からないけど。
てっきりRGBじゃなくてCMYK
=藍色(Cyan)、深紅色(Magenta)、黄色(Yellow)、黒(blacK)
で表現してるとかで色を稼いでいたのかと思ったけどそうでは無いらしい。
気になったのは、電波に乗ってくる情報は何bitなのかという事。
さっきの同期の話だと10bitで飛んでくるのだろうか。
まあそれ以下で飛んできた情報を無理矢理10bit(松下は11bit?)
まで広げているのだったらひどい話だ。
調べれば分かるよね。そのうち調べる。
実際のところ、この2048階調っていうのは人が判断できるところなのかとても疑問。
その前に、電圧を変えれば輝度も変わるのか、つまりリニアにカッチリここまで制御
できているのかも疑問。疑問のままこれは終了。→続き
まだまだつづくよ!
・携帯電話←加速度センサ
携帯電話に加速度センサを搭載して、筐体の向きをそれによって把握し
カメラの縦横なんかを自動で調節する機能がついた機種が発売された。
この前書いたNW-HD1に搭載しているのも加速度センサだけど、これは全然
物が違う。続く
・EXE 聴取補助
アナウンサーの声が速すぎて聞き取れない、という人向けに開発された
聴き取り補助システムがビクターの薄型テレビに搭載されている。
ヨシナガサユリ+高齢者受けするデザインで売れているシャープのアクオス
といい、こういった戦略は今後どう展開されるのか・・・続く
・Hi-MD
HDDウォークマンの影でひっそりと発売されたHi-MD。使い勝手によっては、
かなり便利かつ安価なストレージメディアになると思われるが如何せん
メディアが取り上げなさすぎ。ちょっと調べてみようと思う。続く
・薄型テレビ市場動向(店頭動向?)
あたりを書こうと思ったけどいま忙しいから後で。続く