名古屋の方に出張に行ってました。
毎度の事ながら工場に行くとflowlineとかfool proofについて考えさせられる。
動線(フローライン)っていうのは、国語辞典によると
「建築・都市空間において、人や物が移動する軌跡・方向などを示した線。
設計などを行う際に機能性・居住性を判定する指標となる。」
最近では(結構前か)六本木ヒルズで、軍事向けのカメラを手がけていた
企業が作った監視カメラが、人の顔を判別して訪れた人の動線を追いかけて
記録している、みたいな記事をどこかで見かけた気がする。
身近な例だと、デパートなどの店舗が入った建物のエスカレータは、
下りが絶対に入り口に遠くなっている。これは入ってきたときは上の階に
行きやすくして、帰りは入り口から遠い方に下らせることによって
1階の店舗をとりあえず一回り見て帰らなければならない仕掛けに
なっているためだ(と小さな頃から思っていたけど、定かではない)。
こんなのは動線を意図的にいじった良い例。(だと勝手に思っている)
工場においては動線はそのまま生産性に結びつくから、
(日常生活でも動線を意識すると効率があがるよ!部屋の動線と
棚の配置とか。)
とても重要なのだ。
たしか村上春樹の小説に、主人公がこんな風に語る場面がある。
(本当に曖昧な記憶なので全然作ってるかもしれない・・・・)
「叔父は店を建てようとした場所に何時間でも佇んで、そこを通る
人を観察するんだ。通る人たちが何を望んでいるかを理解して、
そうして叔父の建てた店は成功する。才能なんだ。」これも動線。
動線を意識しだしたのは中学の頃だと思うけど、「動線」という言葉を
知ったのはいつだったのか思い出せない。
長くなったのでfool proofについては今度にしよう。
それにしても前回同様きつかった。
帰ってきたのが今日の0:30くらい。夜中。
昨日夜中の1時過ぎに仕事が終わり、その後ホテルに帰って
重力ピエロを読み終えてしまった。
そのせいで今は頭がくらくら。
そのうち感想はここに書くよ。
#いつもだけど適当な内容でごめんなさい。誰か正確な内容知っている人
いたらコメント下さい。