カテゴリー別アーカイブ: China

Taiyuan 太原

Taiyuan 太原
到着した次の日、4月なのに雪が降って積もっていた。
ホテルの前には住宅地が広がり、特に眼下にはものすごく大きな一軒家が
集合している。

太原に着いた。
煙台から飛行機で1時間くらい、東京と福岡くらいの距離。中国の内陸部だ。
内陸と言っても中国国土の幅に対して1/6とか1/5くらいのイメージ。

話を聞くと石炭で有名な都市で空気が汚れているという。
標高は2000mを超えているらしい。

しかし空港で降りたって外に出てもこれと言って
他の都市との差が見いだせない。
空港の正面に高速道路の出口らしきものが建設中で、
有無を言わさず建設予定地の建物をセットバックさせているように見えた。

Taiyuan 太原 Taiyuan 太原

空港の正面は非常に広い空間があり、
地方のターミナル駅の空間をそのまま5倍くらいにした印象。
すぐ近くになにか政府の建物がある。
高速道路はその空間まで建設しているようだ。

Taiyuan 太原
セットバック中。

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Taiyuan hotel 太原 1ヶ月の給料では宿泊できないホテル

太原で宿泊したホテルは先方が予約したのだが、かなり豪華だった。
特にロビー周辺。部屋は普通だったが、その宿泊費がロビーのLED掲示板で
表示されていた。

Taiyuan 太原

一番安い部屋で1608中国元。
ちなみに関係ないが自分の部屋が1608号室だった。

中国の一般的な工場で働く労働者は、
月の収入が去年の段階で900元くらいだった。
日本で当てはめると10~20万円くらいだと思われるが、
いずれにせよ労働者の賃金からすると2ヶ月働いて
税金を引かれないで全額投入して1泊出来るとか
そういうレベルだ。これはちょっと、異常だとしか思えない。

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Taiyuan design デザイン?

Taiyuan 太原
レストランの壁に掛けてあった水墨画。
よく見ると馬がかなりかわいらしい。
水墨画を売っているお店を何軒か見かけたが
こういう絵だったら買いたいと思う。こういう絵はなかなか無い。

Taiyuan 太原 Taiyuan 太原
山西省?のなんとか菜を使った料理と、
鴨のレバーを使った料理。
名前を全く覚えていない。

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Yantai – Qingdao 煙台から青島、陸路で3時間。

中国に到着してから数日後に太原という都市に向かった。
元々計画していなかったので航空券も手配してもらう。
煙台からまず青島へ、車で3時間くらい。日本で言うと東京から
群馬当たりまで行く感じである。

とにかくヘタっているとしか言いようのないサスペンション、
ムラのある運転とリクライニングも無く狭苦しい
無骨なバンに乗って高速を突き進む。
車内では数字しか解読できない言葉が飛び交い、
音楽を聴きながら眠った。

Yantai - Qingdao
途中、サービスエリアがありそこで車が一度停車した。
サービスエリアと言うにもおこがましいが、
とにかく給油とトイレがある。

トイレでは洗面器にどこでゲットしたのか湯気の出る
お湯を入れ、体を洗い始めようとしているトラック運転手らしき人がいる。

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like a house of cards 砂上の楼閣

like a house of cards

煙台の海岸沿い通りを通っていると、このところ中国ならばどこでも見かける
と言えばそうだが高層マンション群の建設現場を数多く見ることが出来る。
そのうちでも一際異彩を放っているのがこの建物だ。

基本的に建物は海岸通り沿いにある道路を挟んで陸側にあるのだが、
この建物だけは海側にある。

like a house of cards
というか、砂浜の上に建っている。
そして建築現場は廃墟のようで
コンクリートから無数の鉄筋が飛び出ているのが近づくとわかる。

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draft line 喫水線ぎりぎり

Suzhou

蘇州で泊まったホテルのすぐ脇に比較的大きな川がある。
朝起きると窓からくすぶった空気の中、船が往来しているのが見える。
何かを運搬する船のようだ。

日曜暇だったので散歩して見に行った。
相変わらず電動のスクーターが音を立てずに通過していく。

橋の上まで来ると、相当数の船が通過していくのがわかる。
みな土砂などを積載しており、タオルを干している。
そして驚くべきはその船の浸水度合いというか、
喫水線があまりに船体に対して高いって言えばいいのか、
つまり水没しそうってことだ。

ある程度速度出さないと水没するんじゃあないだろうか。
大抵の船が積載するエリアの、作業者が歩くであろう
甲板まで浸水している。

数分歩いているだけで排気ガスなのか何なのか、
あまりの空気の悪さに目が痛くなって帰った。

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keep the kitchens clean 厨房は見たくない

食べ物の話題で事欠かない中国だが、
色々な場面に遭遇する。

DSC07833
総じておいしいのだが、窓から外を見てみると
目の前に出てきている惣菜がこんな風により分けられている

なにやらよくわからないものを練っていて、
左には無数の炊飯器が稼働している。というか外だ。

右手には鶏がゲージに入れられている。
そして写真に写っている犬と明らかに表情が違う犬たちが
おそらく食べられてしまうのがわかっていて、ゲージに入れられている。

自分で食事できる場所を選択できる状況にいないので
こういうシチュエーションはもう、受け入れるしかない。

自分で、配膳される皿や箸をお茶で洗う習慣があるのもうなずける。

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この写真はお粥を出す屋台のような場所に行ったときのものだ。
この日東莞の外の気温は4度くらい、元々暖かい地方なので
ホテルにも暖房が無いし工場も会議室も寒くて、
一日中ずっとジャンパーを着ている状態。体がとにかく冷えている。

食材となるエビやカニ、あるいは魚は水槽を泳いでいて
生きているので新鮮であろう事が想像出来る。

しかしあまりに寒いので個室を案内してもらった。
これはふいた。

DSC07944

個室っていうか倉庫。
後ろのプロパンガスのガスボンベが
超錆びていて恐ろしすぎる

従業員のバッグとかあるしwwww

しかし出てきたお粥は非常においしい。
何か不明だが小籠包に入っていそうな肉団子、
エビ、ショウガ、ネギ、ほとんど判別できなくなっている
米のようなもの、それらが鶏ガラのような味で
煮込まれている。

このような料理はあまり日本では見かけることがないが
ちょっとした高級中華料理として4人分4000円くらいで売れそうだ。
ここでの値段は確かたぶん600円くらい。
どれ頼んだのか聞いておけば良かったなあ。

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Maglev 磁浮列車 上海

Maglev Train
磁浮列車、マグレブトレイン。
日本ではリニアモーターカーだがマグレブ、というらしい。
漢字で一瞬でわかるのが良い。

Maglev Train
線路は平坦に見える。

上海のLongyang Road駅から浦東空港まで乗った。
最高速は430km/hだが、時間によって300までしか出ない。
残念ながら300の時間帯だった。

Maglev Train

通常のチケットは先頭部分に入れない気がしたので、
(聞いたら行っていいわよ、と言われたが微妙そうだった)
先頭を見るためわざわざVIPチケットを購入。

Maglev Train

E-ticketを見せると20%割引になる。
80元、1000円くらい。
10km程度の距離を8分。かなり短い。

話には聞いていたが結構揺れる。
浮いているため、車体の横方向の制御が構造的に難しそうだ。
揺れはおそらく、左の磁力による反発、右の磁力による反発、
という感じで揺れているのだと思われる。

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Suzhou 蘇州も霧。

蘇州

連日の打ち合わせは失敗がほとんど許されない
スケジュールで進んでいるので不具合点を余す所なくあげておかないと
いけないし、スケジュールも組み立てないといけないし、
連日飲まされる→吐く、の連続で流石に疲れていて
(ちなみにビール1杯でも食べさせられすぎて吐くこともあれば、
一人一人挨拶されて飲まされて吐く、ということもある。
いずれにせよ大体吐く。)
大連から上海への2時間くらい?のフライト中は寝落ちした。

機内エンタテインメントシステムとかも無いし、
機内誌は中国語だし、持ってきた本は読んじゃったし
やることもない。
あと、中国語で「水」と言ってみたが2回目でようやく通じた。

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Dailan to Shanghai 大連から上海に移動

上海
これは到着した上海の浦東(プートン)空港
移動の連続。
浦東は初めてだった。やはり広い。
万博があるせいもあってか、JAL便から団体の日本人観光客が
たくさん上陸していた。

Dailan
大連の工業地区から市内、空港の方に向かう。
遠くの煙突からは硫黄のような色をした煙が
上がっている。明らかに体に悪そうだ。

日本では、煙突から出る煙をなるべく出さない、
というよりは見えなくするために排出する気体の
温度をあげていると何かで聞いた。
それにしたって黄色すぎる。

Dailan
霧に隠れた山の手前、
南側?に巨大な橋が建設中でものすごい数の
建築機械が浮かんでいる。

Dailan
空港からは大連の市内が見える。
特徴的な建物は、日本が統治を開始した際に
木造では火災が延焼するのでレンガ造りを
指示したかららしい。ここにも高層建築物が
建設中だ。

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