カテゴリー別アーカイブ: Design

Air-counter S エアカウンターSで24時間換気のフィルターを測定してみたら放射線量が高かった件

マンションの24時間換気のフィルターを
HEPAフィルターにしているのだが、
この自作(というのもおこがましいが)模様をみた誰かが興味深いブログを書いてくれた。
http://blog.ai-lab.jp/article/48019627.html

24時間換気のフィルター付近で放射線量が高いという。

確かに外気を取り入れて、これだけチリを吸い込み黒くなっている
ということはうちもありうる、と思い、
HEPAフィルター 24時間換気 使用後/使用前
(前回交換時の使用前上 使用後下)


早速2/8発売のエステーのエアカウンターSを購入した。
このカウンターで放射線量を測定してみたところ、
室内が0.06μSv/hであるのに対して、フィルタは0.34μSv/hであった。

Air-counter S 0.06マイクロシーベルト/h Air-counter S 0.34マイクロシーベルト/h

この値は年間換算で3mSv/年で、
自然に受ける放射線量の日本人平均が1.5のようなので、
若干高くなっている。ということでフィルタは捨てた。

癌になる確率、とかそういう話になると自分はいつも10個くらいの
サイコロを思い浮かべる。

つまり癌は細胞の突然変異なので、確率で当たってしまえばかかる。
10個サイコロを振って、全ての目が1だと癌になる。
そう思ってみよう。

普通に生活していると、サイコロは1ヶ月に1回しか振られない。
なかなか癌にはならない。

しかしたばこを吸っていると、週に1回振られる とか、
放射線を大量に浴びると、1時間ごとにサイコロが振られる、とか。
そういうイメージなんだろうと思う。

ということで、なるべくサイコロを振られないように生きていくしかない。

福島原発の爆発の時に周辺の家で
24時間換気を作動させていたが故に室内がの線量が高くなり
住めなくなったという話もあり、測定してみたが、
このフィルタは律儀な自分のきったない字によって交換が2011/4/25と書いてあった
HEPAフィルター交換時期

これ以前のフィルタはさらに線量が高かった可能性が高い。
みなさんも24時間換気のフィルタを交換することをおすすめする。

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phil collins the meaning of the style フィルコリンズ・スタイルの意味

MOT 201111

先々週か、MOTにいったのだが、
このところこういった美術館鑑賞はサラを抱っこしながらなので、
今までにも増して高速移動でのサラっと鑑賞になっている
そのため印象に残っている展示っていうのは結構少なくて
足を止めるのはよっぽどの場合になる

それで、建築、アートがつくりだす新しい環境―これからの”感じ” 
とゼロ世代のベルリンと両方の展示を見たのだが

MOT 201111

ゼロ世代のベルリンで見た映像作品が結構引き込まれた。
2つあったのだが、1つは忘れた。
もう一つは
phil collinsのthe meaning of the styleというやつ。

まず流れている音楽が非常に美しく、どこかコーネリアス的な要素を
持っていて、奇妙な男性のグループが映し出されそこに蝶が。

Phil Collins – The Meaning of Style (2011) from Jose Da Silva on Vimeo.

Vimeoにアップされていたのはシンガポールヴィエンナーレの隠し撮りか。

思わず立ち止まって見た。

大抵作品は見てからアーティスト名とタイトルを見るのだが
見てみるとなんと、フィルコリンズ。ええとこれってあのフィルコリンズだろうか、
と思うがなんとなくこの曲からそうなんだろうと納得する。

98年にヒットしたTrue Colors、自分のMDプレーヤではかなり
ヘビーローテーションされたのだが、知名度はどの程度なのかイマイチ分からない。

ともかく、この映像と音楽はまあ一見の価値はある。

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whill homestretch 次世代モビリティ『WHILL』の設計お手伝いしてきたよ

後輩に誘われて、モーターショーに出展する
次世代モビリティ『WHILL』の設計お手伝い(6時間だけ)を土曜にやってきた。

whill 既存の車いすに取り付ける駆動ユニット by [EWYC]

結論から言うとほぼ手伝いにならなかったのだが
面白かったのでレポート。ちなみに、手伝いになった顛末は
他にいるメカ設計の人が出張で居なくてとにかく人手が足りなかったらしい。
前日くらいにメッセで誘われた。

町田の1LDK?をメンバーで借りて、そこに小型のNC、ドリル、
安定化電源、オシロスコープ、CADが動くPC2台、とかでやっている。
リビングは配線とアルミの削りかすでいっぱいになっていて、
玄関のドアは多すぎる靴で開きっぱなしである。
狭い部屋に10人近くの人間が居てそれぞれ作業している。

行った日にはテレビ?の取材チームがビデオを回しながら作業風景を撮ったり
インタビューを行っていてさらに狭い。

モーターショーは12月頭、
それまでに動く実機を作るため皆が必死に作業している。

専業でWHILLに携われているのはデザイナーのみの印象で、
皆普通に仕事を抱えているので基本土日がメインの作業日。
これはかなり厳しいと言って良い。外装だけCADでデータを見ても、
1人でやる、かつ量産するレベルだったらぱっと見
週5で3,4ヶ月くらい掛けてもいいくらいのボリューム。

駆動系をきちんと見ていなかったが、
WHILLというシステムはメインがデザインとコンセプト、
アイディアのすばらしいモノ、と
思って差し支えないと思う。あとは動くようにする。

デザイナーのスキルは非常に高くて、
ミーティングで見せてもらった資料そのものから、
またプロトタイプのスケッチからもその実力は
かなり垣間見ることができた。
デザイナーズウィークの風の可視化もこのデザイナーだが、技術的な内容もある程度わかりつつ、
うまいところに落とし込んでいる。それらをモノにしている
エンジニアも良いのだが、エンジニアだけでやっていても
ここまで注目される事は無いと断言できる。

どちらかと言えば、どうやって動いているかとか
そういう内容はユーザは気にしなくて良いものであるべきで
知らなくても良い。まあなんでもそうだけど。
あまり複雑な構造は求められていない。

でもそれを実際に形にするとなると本当に大変。
集まっているメンバーの電気やソフトのスキルは分からないが、
少なくとも後輩のメカのスキルは自分よりはまだ、という感じで
作っているモノも、レベルの高い高専よりは低い。
とにかく設備や掛けられる時間がまず足りない印象。
でも仕事しているから、これはどうしようもない。

モノを作るっていうのは
webでサービスを立ち上げるのとかと違って
本当に時間とお金と空間が必要になる。
それらをモチベーションを保ちつつ続けている事が何よりすごい。
基本これをやっているとプライベートはほぼ無くなる。
両立はたぶん出来ない。

お金に関しても、
メンバーのボーナスを既に数百万円単位でつぎ込んでいる。

facebookの映画を見ていて、
作れる(コード書ける)やつがすごい、と思ったが
そういった意味ではモノを作るっていうのはコード書く、
っていうよりも遙かにハードルが高く、
それらを実際にやってきた人達がこれまでもいるっていうことに
改めて驚く。

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design tide 2011 デザインタイド 良い椅子あった

デザインタイドにまた行ってきた。
パンプは子供が生まれたばかりで離脱、gamiさん、703夫婦と。
あと子供も連れて行った。

毎年見ているが今年は特にどちらかと言えばなんだろう、
木とか、陶器とかどちらかというと自然派だったように思う。

DSC09912.JPG

特に気に入ったのはhironori tsukueさんの木の椅子

一見幅が無くて座り心地が良さそうには見えないのだが
きちんと磨いた感じが親しみやすく、
サラを座らせてみると意外としっくりきた。

そして自分で座ってみるとこれが 久しぶりに おっ! となる座り心地
これは良いなあ
10脚くらい並べてソファにしたいところ。

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Naoki Ishikawa “8848” 石川直樹

石川直樹の8848展に行った。15日か。
何だったか忘れたがエミクロくんはいなかったので
サラをだっこひもで抱っこしながら日暮里から歩く

日暮里の谷中側は結構人がいて、
SCAIにしか行ったこと無いのでよくわからないが
ちょっとした観光地気味なんだろうかこれは、と思う。

しかし赤ちゃん抱っこしていると色々な人に話しかけられる。
まだ蚊がいるから足刺されないように気をつけなさいよ、とか。

のんびり歩いて結局家からSCAI THE BATHHOUSEまで
1時間くらいかかったんじゃあないだろうか、
到着する直前でサラは寝て、肝心の展示は1秒も見ていない。

SCAI THE BATHHOUSEはこれまでで一番混んでいたかも知れない。

展示はそれほどインパクトがなかったのだが、
エベレストの麓(麓と言ってもたぶん5000mくらいあるんじゃないか)の
エリアで生活するネパールの人達とか、
「雪が積もっていない」世界最高峰って全くイメージしていなかったので
意外だった。

アフリカで4500mの山を登ったと話すと、登山好きなの??
と聞かれるのだが特に登山好きなわけではない。
ただ、この8848の写真を見て
全く登ったことのない人に比べてつらさが少しだけ、
たぶん3%くらい上乗せで理解出来る、
というくらいの差が出るんじゃあないかとは思う。

最近見た情熱大陸か何かで
東大卒・石川直樹と一緒に?7大陸最高峰制覇した人の
登山グッズレンタルビジネス面白いなあと思いながらも、
石川直樹がその彼に対して、「登山家としては終わっている。
良いガイドかも知れないですけどね」みたいなコメントをしていた。
そうなんだろうなと思う。

展示を見ていて疑問だったのは、これだけの高所だと
写真のバッテリーをどんだけ持って行ったんだろうという事
それは後日SCAIの文章を読んで、フィルムカメラだと言うことで
疑問が解決した。

非常に詳しい文章が掲載されていて、これ読んでから行けば良かったと思う。
写真の持っていた意味のすごさっていうのは
文章読んでからわかった。

文中に
「この写真群はデジタル全盛の現代において、おそらく「フィルムカメラによっておさめられた最後のエベレストの写真」として、ひとつの時代の終焉を示唆する貴重な記録になるとともに、21世紀のエベレスト登山の痛いまでのリアルをつきつけるジャーナルでもあります。」
とあるが、

デジタルカメラをあの極地に持ち込むことは
実はかなり難しいんじゃあないかと思う。バッテリー的に。
(石川直樹はビデオも結構撮っていたけど)
いや、どうだろうな、うーん、とんとんか。
BCにたくさん電源あんのかな、ソーラーパネルとかで。

そういう意味ではちょっとこのフィルムカメラの終焉
っていうのは書き過ぎちゃったんじゃないかと思った。

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Where is miffy? ミッフィーはどこ?

Where is miffy?

白樺湖に行ってきたのだが
そこから結構遠かった美ヶ原高原美術館でやっていた
ミッフィーはどこ?展

メディアインスタレーションにミッフィーを掛けた1空間しかない展示だが
それなりに来ている子供達が楽しんでいた。
投影された映像からのフィードバック、数年前誰が始めたのかわからないが
こういう展示ほんとに増えたなあと思う。もはや当たり前すぎて
何も感じられない。

ディック・ブルーナの絵は輪郭と色がとにかくはっきりしていて
それを元に作られた木とか家の張りぼてというか、
板はそれらを結構忠実に再現しているように思える。

Where is miffy?
ウサギランプは変。

Where is miffy?
よく見るとうちの子が隠れている。

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Mechanical Design 筐体設計ノスタルジー

過去を振り返っている時点でもう現役引退である。
07年に設計した機種を部品一つ一つに至るまで全て分解していた。
自分の部品はたぶん細かく言うと10以上ある。
分解していくと当時の事が色々思い出されてくる。

部品にはそれぞれ担当者がいて、それぞれの担当者の事と
苦労した内容、対策、そして今だから見えてくる設計の良さ悪さ。

自分の考えた構造はこれ以外に無かったのか、と考えてみて
意外と良い線なんじゃないかと思えたのは3分後くらい、3分間は
別の構造が思い浮かんできてインパクトを先にイメージし、
続いて寸法をイメージし、強度をイメージしやはり無理だろうという
結論に達した。

とてもうまくいった機種だ、と後のメンバーもリーダーも
様々な人が伝説的なモデルだと最近でも話している。
メンバーが良かった、という話を自画自賛だが何度も聞いた。
良い設計者がたくさんいた。
なんとなくノスタルジックになり一瞬泣きそうになる。

自分が考える良い設計者というのは、2つある。
そういうのはこの機種でも多く学んだ。

1つは数字をきちんと管理している設計者だ。
管理というか、把握、あるいは覚えている、だろうか。

外装あるいは筐体設計において、部品寸法の
数字はほとんど全て意味のあるもので構成されているが
ポイントとなる部分は実はかなり限られる。
この部分を聞かれた場合に答えられる設計者と、
そうでない設計者では印象が違う。

自分の場合、結構答えられない。
これは意味のある数を選んでいないのではないか?
検討していないのではないか、という印象を強く与えるため
良くないというのはわかっているのだが、
設計時に検討したメモは残っていてもそれが頭の中で残っていない。

ここが分かれ目である。
とても良い設計者はその数字をどういう理由でいくつにしたか、覚えている。
理由をきちんと考察しているし、しているからこそ覚えている。
良い設計者はその数字をどういう理由でいくつにしたか、記録を残している。
良くない設計者はその数字に理由がない。

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shelf 棚作った

room

手持ちのCDが収納しきれなくなってきたので
TVラックの上のレイアウト修正と、棚の追加を行った。
ドイトで板を買ってその場で切ってもらって、

2列で約60枚CDが収納できる300x300x150のボックスを2つ、
それとsystem501とmac miniが収納出来て
上にエスプレッソメーカーとスピーカーを置く棚。
両方とも耐震性能が悪いので背面板付けたいところだが
取り急ぎいいかこれで。

木工用ボンドで接着しようかと思ったら、
部屋にあった木工用ボンドはエミクロくんの小学校時代の代物、
おおよそ20年前のボンド!ということで中身が完全に分離しており
使い物にならず、
細い釘だけで固定しているというあやうさ。

room

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woodwork げん木のくるま

woodwork ペンスタンド
御徒町から帰る途中、woodworkという家具屋があったので入ってみた。
中で思いの外デザインも質感も良い家具や小物に見入っていると
後ろに何かの気配。看板犬がいて、店の中を静かにトコトコと歩いていた。
びっくりした。

非常に出来が良いのだが、いかんせん値段がそれなり過ぎる。
ペン立て、カード立て、木の車、ボタニカルペンスタンド
結局結構かっちゃった!うひゃあ

この木の車、スムーズに動くことと
なめらかな質感も良いのだが、音がとても良い。
タイヤと本体が接触すると接触具合によって
カコン、カコン、コトン、カチッと
とても良い木の音がする。

woodwork 木の車

壊れても修理してくれるらしい。
それと、東北地方の子供達に出荷中のようだ。
これはいいと思う。
http://www.woodwork.co.jp/mt/ww/2011/04/post_965.html

せっかく御徒町という土地柄、もともと問屋だったという特色を生かして
もうちょっと値段が安い家具にしてくれれば非常に興味がある。
置いてある家具はセンスもデザインも使い心地も良さそうな物ばかりだった。

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design-ah デザインあ / コーネリアス + 中村勇吾 + 佐藤卓

噂を聞きつけて録画開始したNHK教育の「デザインあ
15分凝視しつつ踊りつつ見てしまう秀逸番組

コーネリアスの音に合わせて中村勇吾の映像
これCDとかブルーレイ出してくれたら買う。
すごくいいとにかく。

てか、いきなり片桐仁(ラーメンズ)出てきてまじふきした。

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