宮島達男の「Warp Time with Warp Self」を
SCAI THE BATHHOUSEで見てきた。
ここで見る宮島達男はもう4回目くらいかもしれない。
今回の展示はChanging Time with Changing Selfという
鏡にLEDカウンターが半透過で設置された作品、
おそらく5年くらい前?にSCAIで展示していた作品に
とても似通っているのだが、全ての鏡の一部が湾曲しているという点で異なる。
鏡の湾曲した部分は意図的にと思われるが、
作品を見ながら横に移動すると一瞬自分が消え、
また現れるようになっている。
鏡面が曲面で凹っていて、
シュゥイン というか ニュィン という感じで像が一瞬膨らみ、
また正常な像になる。
これがおそらくWarp Selfを表していて、
カウントを見ているうちに自身が移動することで時間との
関連性を訴えるとかそういう意味なのかと思いつつ見た。
曲面に映る像としてはアニッシュ・カプーア的なものも感じたが、
今回は若干感動するには薄かったと思う。
写真は宣伝用のハガキ。
これまで見た宮島達男の作品
Counter Void 六本木ヒルズ・テレ朝側外壁(常設)
Time Link 原美術館(常設)
Fragile SCAI THE BATHHOUSE(期間展示)
Sea of time 直島・ベネッセアートサイト201号室(常設)
Naoshima’s Counter Window 直島・角屋(常設)
deathclock 国立新美術館(期間展示)
Monism / Dualism 東京国立近代美術館(期間展示)
Art in You 水戸芸術館現代美術センター (期間展示)