束芋の作品を見るのは4回目くらいか、5回目くらいか。
原美術館での展示や、最近ではシャネルモバイルアートでも
展示されていてその独特のキモアニメーションが印象的。
銀座1丁目のギャラリーkoyanagiで展示されていた今回の作品は
ドールハウスの中に人の手が家具を配置していく物で、
作品そのものは5分程度か。
これまで見た作品に比べてそこまでの毒々しさはなく、
束芋にしか出せない画風、作風ではある物のインパクトには若干欠けた。
展示されているのはそのビデオインスタレーションと、
イラスト。入り口の椅子の影のイラストが良かった。
5つのコピーが、
一つ785万円くらいで売られていて、
4つ?既に売れているのが印象的だった。
前回このギャラリーに来たときにどうしてこんなものすごい一等地に
こういうスペースが成立するのか非常に疑問に思ったが
その答えがこれなのか、という氷解。