写真はW Seoul – Walkerhillのロビーに取り付けられていた
インタラクティブアート作品、
Wooden Mirror – Daniel Rozin
無数に機械的に動作する木の板がタイル状に並べられており、
おそらく3つ程度の簡単なカメラがタイルの中に埋まっている。
動作方向は地面に垂直な面を、75度から105度くらいの角度で
振るイメージだ。
作品の上からは比較的強い照明が作品自体と、
その作品の前を照らしている。
作品の前を人が通ると、照明に反射した人の影が
カメラを通じておそらく二値化(あるいはもう少し解像度が高いかも知れない)
される。
それをもって木の板の角度を上下に振ることで
陰影を作り上げ、作品正面の状況を
まるで鏡のように像が浮かび上がらせるというもの。
Daniel Rozinのサイトを見る限り、「鏡」というテーマでかなりの数の作品を
作成している。
にしてもこの作品の完成度は非常に高い。
動作もパタタタタタ、とメカニックに動くので
小さな子供も寄っていってつい前で動いてみちゃう、という動作を繰り返していた。