GPS-CS1K

GPS-CS1Kで記録したGPSログをkmlに変換してGoogle Earthで表示したいということで
たくさん調べましたが結局。
GPS-CS1Kを写真との連動は二の次で行程記録用に
(つまりGPSログを取るために)購入しようと思っているのだが
分からない点がいくつか。

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わかりました。行程記録は比較的容易に可能です。8/31更新。

ログのデータ形式はテキストで、NMEA-0183フォーマットで記録されているぽいです。
$GPGGA
$GPGSA
$GPGSV
$GPRMC
$GPVTG 
5種類のデータが15秒ごとに記録されています。
詳しくはここで形式ごとのデータ内容が参照できます。

テキストデータを、GPSBabel を使い
NMEA形式→Google Earthのkml(Keyhole Markup Lunguage)へ変換が可能です。
http://www.gpsbabel.org/

Google maps上で動きが見られるサービスが早くも。

# 日本語ディレクトリにログデータ、kmlファイルを出力しない方がいいみたいです。
# GGA形式には高度、VTG形式には対地速度も記録されていてこれらのデータの
# 抽出も比較的簡単にできそうです。
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9/12
タンザニアで行程ログを取りました。kmlファイルを適当に編集し
Google Earth画面をキャプチャ。クリックして拡大。
mtmerutrekk_height4.jpg

タンザニアの山・動物の写真はこちら。 / タンザニア日記はここから 

gps-cs1k_01.jpg gps-cs1k_02.jpg
タンザニアで活躍中のGPS-CS1K。時速140km近い速度で移動中の
車内でも窓際であれば比較的ログが取れた。ダッシュボードならほぼ確実。
(ちなみにタンザニアは信号という概念はなく、道は目的地から目的地まで
200km以上なのに交差点が1箇所だったため、ログ取りの難しさで考えれば
非常に易しい道だった。従ってログもきれいにとれていた)

ログが取れなかったのは登山中のジャングル。しかし一時的にGPSを見失っても、
上の画像程度の縮尺であれば登山中であれば15秒に1回というログ取りは十分で、
経路確認ができた。

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・ログの記録形式
→google mapsに対応してるって事はearthにも対応するのかな
 まあ要はkmlファイルに付属ソフトで変換可能か。フリーソフトとかで出来ればいいんだけどね。
 (ちょっと手間かければできそうだが)聞いてみます。

回答1
本製品が取得したログデータ(緯度・経度)は、テキスト形式で
開けますが、ソニー独自の記録方式となります。
(ご覧になっても数字やアルファベットの羅列だけで、文章や単語には
なっていません)
また、kmlファイルへ等他形式へ変換できません。

→SonyのハンディGPSロガー、GtrexのデータがCSG/CSVg形式で、
 詳しい人によればGPS-CS1KはこのGtrexの第3世代のよう。
 なのでおそらく下記のコンバータで変換可能ぽい。

GPSログデータコンバータ 
http://homepage1.nifty.com/gigo/GPS/gpslogcv.html

KMLへはこれかな?
GPSBabel

・ログを取る間隔
→よく見たら本機では位置情報を15秒ごとに記録しています だそうです。

・ログの保持数
→書いてないね。聞いてみます。ああ、でも31MBか。相当ですな。位置と時間情報だけだから。数万かな。1分間に4ポイント、1時間240、1日5760、ああ3,4日分なら余裕だね。半日寝てるし。

回答2
移動に関係なく15秒に1回行われます。ただし、受信状況によります。
ログは「数」ではご案内いたしておりませんが、ご参考までに、
1日12時間使用を想定して、約30日間使用可能です。
(約一ヶ月を想定しております)
ただし、受信状況によって変わります。

・GPSの誤差
→±10mと書いてありました。まあ問題ないか。

・単三駆動だが、単3形ニッケル水素充電池を利用する場合、USB接続時に充電可能か
→まあたぶんむりそう。しかし単3形ニッケル水素充電池の単品だけなら
 1000円以下で買えるのでUSBで充電可能ならかなり魅力的。
 チャージャー込み(ACC-CN3TR)等だとちょっと高い。

回答3
本製品はUSB経由での充電はできません。

だそうです。8/22更新

ちなみにログだけで良いのであれば、国内の場合携帯電話を応用する方法が一番楽。

国外で使いたいのであれば100ドル程度でbluetooth&USB搭載の
Wintec WBT-200などがあるのだが、問題は
リチウムイオンバッテリーを内蔵しており10時間程度の電池の持ちで、
その後充電が必要になってしまう点だ。

今回は3日間、登山で使いたいので充電が途中で出来る環境ではない。

その点ソニーのGPS-CS1Kは乾電池を置き換えれば良いので
電源が手に入らない環境で数日間の使用に心配が少ない。
ということで色々調べていたのだが実売が結局100ドル程度だし
購入は一応決定。9/1に届きます。

以下スペックメモ。ああ、製品ページよりプレスリリースページの方が詳しい。

衛星周波数: 12チャンネル・オールインビュー『1572.42MHz(L1帯、C1Aコード)』
電源: 単3形アルカリ乾電池×1、または、単3形ニッケル水素充電地 
    (電池は付属されておりません)
消費電力: 約0.3W(電池駆動時)
対応画像: Exif2.1以降に準拠しているJPEGファイル
動作時間: 約10時間(ソニー製単3形アルカリ電池使用)
       約14時間(ソニー製単3形ニッケル水素充電池使用 )(*8)
記録間隔: 約15秒
内蔵メモリー: 約31MB
外形寸法: (W×H×D) 約87 mm×36 mm×36mm (本体のみ、突起部含まず)
質量: 本体質量:約55g(本体のみ、電池含まず)
インターフェース: USB2.0 FULL SPEED
動作温度: 約0~40℃
付属品: カラビナ、USBケーブル、「GPS Image Tracker」 
「Sony Picture Utility アップデートプログラム」インストールディスク、
「Super Mapple Digital Ver.7 for Sony」インストールディスク

GPS-CS1KSPが新発売された。