amadana べとべとな

amadanaの定価6000円の高級電卓、
3年くらいで表面が加水分解した。
だましだまし使っていたが進行して、ちょうど5年くらいかな
昨日捨てた。

一応使えるようにしたいと思ってシールはがしで
表面を削ってみたり、
分解して該当部品だけ取り出そうかと思ってみたりしたのだが
だめだった。

ぐぐると、たぶんこれほぼ100%の症状なんだろう。
保証期間を過ぎているので有償修理で、
6000円ですというメーカーの対応に
元値が高いだけにみんな非常に落胆している

100円ショップで買った電卓でも機能は同じだから
見た目で購入したであろうユーザーがほとんどだろう
そこで失敗しているのでもう買わない
というコメントを見るたび、それはそうだろうなあと思う。

GILTのフラッシュセールで、確か半額だったか
それでも3000円。電卓としてはとても高い。

ねじ3カ所外して、結構精度良く作られている
外キャビを外してみると、内部はかなり突貫というか
無理無理つくってある。クッション、紙、手半田。
でも ものすごく安く作れる という感じもしない。
メカ部品が多いし、坪単位換算とかの独自機能があるから
専用ICかもしれない。

それで、いざ開いてみると、部品を溶着しまくっているので
該当部品だけ外すことも出来ない。
基本的には交換対応出来ない作りで、やれば出来るけど
おそらく解体コストを考えると全部取り替えだ。

本体交換後は加水分解しない材料なり
材質を選んでいるんだろうと思うけれど、
レビューを見ているとそうでもないのかもしれないとも思う。

有償修理で対応しないと
確かに会社としては成り立たないし、
設計段階で避けて通るようにするしかないよなあと思い
考えさせられた。