discretion 判断基準を変えて実行内容を変える

外からの意見で自分の考え方がわかるというのは確かにある。

先日nokamotoさんとtakewariエクステンションについて話したときに
抱えているtakewari本体の効率の悪さについて以下のような
意見をもらった。

現状で動いている物の効率化を図るよりも、
むしろ拡張側にリソースを割くべき
効率化はサーバ負担を軽減するかも知れないが
サーバは単純に追加投資で補える

というものだ。

このような意見をもらったときに思ったのは、
詳細設計を極限まで効率化していくことが正義という
現在のサラリーマンとしての仕事の考え方が
自分に知らず知らずのうちに根付いていて、
それをtakewariにも適用してしまっていた、ということだ。

人一人の時間は限られるし、
重箱の隅をいじっているよりは
重箱の段を増やした方がよい
あるいは風呂敷を広げちゃえばよい
という感じである。

それと、やはりこれは経営者側の立場に立っている
nokamotoさん的な考え方、ともとれる。
投資で広げる。なるほど。

あと勉強になったのはサーバの仮想化で、
木太郎のような単体で存在するサーバは
急激なアクセス増減に対応出来ず、
かといって上限で用意しておくのは効率が悪い
そこでソフトウェア的にサーバを統合し
仮想的に1台のサーバ風に見せる、というやつである。

クラウド時代の申し子だが、
いわば保険のようなシステムだと感じる。

ということで今力を入れるべき方向が定まったので
早速取りかかることにする。