skimming スキミング被害に遭う。中国は油断できない。

さて、中国にいる間にも何度か日本から電話がかかってきていたのだが、
国外で電話取ると高額だしちょうどアメリカから荷物が届く予定だったので
DHLの人だろう、と思って電話に出なかった。

そしたらこれらはカード会社からの電話で、
24日に再度連絡があり、カード利用を停止していますとのこと。
ここまでは予想済みというか、まあ想像の範囲内だった。

というのも、時系列で追うと
12日 ・ATMで夜引き出し試みるもダメ。
     24時間って書いてあったけどたぶんATMの利用時間外
13日 ・中国で最初のホテルのチェックアウト
13日 ・ATMで昼キャッシング引き出しOK
19日 ・2番目のホテルのチェックアウトでカードご使用になれません

で19日時点でカードが使用できなくなっていたためだ。

2番目のホテルで限度額を超えたとか、
今回初めて中国に行ったのでカード会社が中国での使用を不審に思ったか、
そんなんだろうと思った。

で電話で使用明細を聞いていた。
「13日、xxxx元支払いされてますね。」
「はい。」

「13日再度、キャッシングのご利用、xxxx元ですね。」 
「はい。」

「14日、ローマでご使用になられています。」
「ロ、ローマ!?!!!!!?え??????」

「はい。14日ローマで50ユーロ、つづいて36ユーロ、15日にもXXユーロ、」
「はあ。」

「これはお客様のご利用ではないですね」
「はい。」

「その後、19日に中国でxxxx元ご利用されましたか?」
「はい」

「ローマの件がありましたのでこちらで停止の措置を取らせていただいておりました。
おそらくスキミングの被害に遭われたのだと思われます。」
「なるほど」

「23日のAmazon.co.jpでの使用は不正ではないと判断し、支払いが受理されています」
「なるほど。それ、自分が買いました。はい。」

という感じで、

ローマ分の支払いは請求が来ないようにすると連絡を受けた。

警備員のいる、自分で操作を行った銀行のATMでスキミングされたとは
考えにくいので、13日のホテルの従業員がスキミングマシンを持っていた
とか、ホテルのカード読み取り機にスキミングマシンが仕掛けられていたとか、
とにかく最初のホテルで情報が抜かれたとしか考えられない。

しかも利用された
カードの金額が数十ユーロとかなり少額なので、
相当数のカード情報を抜き取って
数で稼ぐタイプの犯罪組織なんじゃあないだろうか。

今回クレジットカードの使用は本当にこれだけなので、
うーん、やはりそれしか考えられないなあ。

ちなみに、情報を既に抜かれているのでカードは再発行になった。

“スキミングマシーンによるキャッシュカードやクレジットカードの偽造・不正使用(2002年のクレジットカードの被害額165億円:日本産業クレジットカード協会)”