もう終わってしまった展示ですが。
東京都現代美術館でやっていたアートと音楽というやつ。
とくに良かったのは入り口最初に展示されていた
セレスト・ブルシエ=ムジュノ(Celeste Boursier-Mougenot)と
なんか名前を書いているだけでちょっとおもしろおかしくなってきてしまう人の
作品で、円形のプールに白い陶器が浮かび、中心を通る水流で陶器を流し、
それらがランダムにぶつかりかこんかこん、というやつ。
何というか、ししおどしとか、風鈴を大量に色々な音色で用意したらたぶん似たような
感じになるんだと思うんだけど、そこにししおどしが大量にある気持ち悪さ
というか、やり過ぎ感は全くなくて、
むしろもう少し例えば陶器の中にろうそくを入れて空間を暗くしてみたりしても
もっと綺麗じゃないだろうかとかそう思えてしまう。
しかしこれ、MOTじゃなくてサンパウロでの展示では
教会みたいな空間でやっているようで、
そういうちょっと荘厳な空間で見てみたらさらに良かっただろうなと思う。
youtubeの動画は3年前のどこかの展示?
ちょっと音が、もっと良かった。
あとは大西景太の作品がとてもよかった。
しかし、展示中、
頭の中はコーネリアスの「おととおんがく」が流れていて
それ流れてた方が様になった気がする。