Athena 1 アテネ 1

アラブ首長国連邦・ドバイからギリシャ・アテネ。

日本時間22時頃ドバイに向けて出発し、10時間後
到着したのが現地時間5時、その日はワールドカップ決勝で
夜24時頃まで起きていた。次の日の朝6時に起きて
アテネへのフライト。
60時間くらいのうち、きちんと寝たのは6時間、
あとはフライトでしか眠っていなかったのでかなり眠い。

5時間のフライト中はほとんど寝ていた。
途中起きると地中海のギリシャ領の島の上を飛んでいた。
Offmapsでさんざんダウンロードしていただけあり、
島の形を覚えていて、だいたいどのあたりかわかる。

それにしても島々は、間髪的に生える草木でかなりみすぼらしい。
ギリシャ本土にさしかかり、飛行機が着陸態勢に入ってからも
その印象はあまり変わらなかった。

Athena
こんなふうに、間髪的に木々が生えている。

ギリシャの文字はアルファα、ベータβとかのまさにギリシャ文字で綴られている。
慣れると読めるようだが、なかなかρとかπがアルファベットに
頭の中ですっと変換されない。

禁煙への意識は日本より低いかもしれない。
Athena

空港で見かけた全く意味の分からない標識。
4人集まれば有刺鉄線を超えられるとかそういう意味なのか。
Athena

アテネ市内を歩いていると、とにかく壁面へのグラフィティというか
落書きが果てしない。
Athena

しかし建物と建物の間に唐突に見える高台の神殿は、
さすがギリシャである。
Athena

ホテルはArt hotelという一泊70ユーロ(7700円くらい)という
かなり安いものを予約した。

中心地のシンタグマ広場からメトロで1駅の
オモニア広場から歩いて10分ほどの場所にあり、結構遠かった。
ミシュランガイド2010に掲載されているようで、
確かに対応は良い。オーナーっぽいおばさんがかつて
日本人のガイドをしていたということで日本語が話せる。
ヨーロッパのこういった小さなホテルでは非常に珍しい。

ロビーや廊下には現代美術的な作品が展示されており、
それらの雰囲気が良いが部屋そのものの居心地はそこまで良いとは言えない。
ちなみにドアノブがいきなり外れた。

オモニア広場周辺では、おそらくかなりの確率で
何らかのドラッグを受け取っているであろう人たちと
娼婦と思われる女性が昼間から立っており、
地域の雰囲気的にもあまり良いとは言えない。

最初メトロで向かおうとしていたのだが、
結局1時間かあるいは2時間くらい歩いて神殿のある丘まで登った。