Luomo / Convivial ルオモ ショボイスピーカーでは再生されない跳ね系サウンドが絶妙。

「音楽のジャンル」というのは音楽を聴きまくるか、
ラジオなどで情報を得るかしないと机上の知識では
全く意味のない言葉の一つだ。
ワインリストを見て、今日はこれで。
と言えるだけの経験があるか無いかに似ている。

もちろん僕にはそんな経験はない。

その雰囲気や空間や時間に合うジャンルを提示出来れば
それによって体験がアップグレードする。
ジャンル、というのは包括的なものなので別に
ピンポイントで提示出来れば良いのかも知れない

って言うかたとえが悪かった。わかってた。もういいや流そう。

最近気に入る曲がことごとく繰り返しフレーズで構成される
「ミニマル」というジャンルにあたることがわかってきた。

このLuomoもミニマルであり、テック・ハウスであり、
エレクトロニカでありクロスオーヴァーであり、ダウナーであり
ヴォーカル・ハウスでありポップスなのである。
あれ、意味がちょっと、、って感じ。そしてこれまた北欧!

LuomoはテイトウワのFlashにも参加しているがこのアルバムと
Flash収録のRisk Your Soulとは大分イメージが違う。
しかし、音は似ている。確かに。

特にSleep Tonightがいい。

この曲は1小節ごとに跳ねる不思議な音が差し込まれるが、
この音に関してはショボイスピーカーでは再生されないので注意が必要だ。
かなりショボイ音にまで圧縮してある視聴サイトでは一応ニュアンスが伝わるが
これはリアルに聞いて欲しい音ではある。

まあ聞いてみて

しかしこう包括的にクラブ系ばっかり聞いてるとこのヘッドフォン欲しくなってくるよね。