A Retrospective of the Turner Prize 英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展

森美術館、閉館前ぎりぎりに滑り込み。
ターナー賞展。

前半はすっ飛ばして現代美術的な趣のある作品群に。
アニッシュカプーアの見たことのない展示を見ることが出来た。
タイトルは確かVoid。巨大な茶碗のような形状の物体を
テーブルの真上から見る感覚、と言えば近い。

Turner_Prize.jpg

ただしその内部は例によって漆黒。
1m程度の円を見ることになるが
その深みは目で判断することは出来ない。

そして森美術館のバナーにもなっていた、
母と子、引き裂かれて みたいなタイトルの作品。
エメラルドグリーンに着色されたホルマリン?
の入ったアクリルの水槽の中に
牛が文字通り真っ二つにされていて
人々はその真ん中を通る。

人体の不思議展か何かで見た
人の体のスライスよりも残酷さを感じるのはその
タイトルのせいかわからないが、ともかくこの作品には
少なからず衝撃を受ける。わかりやすいし。

その後は特に何もなくスルー。