The Chemical Brothers WE ARE THE NIGHT ケミカルブラザーズ

Chemical Brothersと言えば自分で穴掘れことdig your own hole
アルバムが中学生くらいの時に発売されて、真っ黒な長い髪の女の子の
シャドウが印象に残るジャケット。MDでさんざん聞いた記憶がある。

ヨーロッパで電車に乗ると、それがイタリアだろうがイギリスだろうが
スペインだろうがフランスだろうがStar GuitarのPVを思い起こさせる。

このPVこそテクノという音楽をとてもうまく映像化していると思う。
複数の電子音が流れどんどん重なり
ある瞬間に全く新しいリズムが生まれて
そのリズムに完全に意識を持って行かれた
次の小節ではそのリズムはまた新たに生まれた
リズムの背景になっている
次から次に続く新しい電子音に麻痺し陶酔していく

これが映像化されている。ダフとパンクのPVなんかにもあるけど、リズムを
パターン化した映像として表現し、かつ微妙に変化させていくところがすごい。

その後のPVはChemical Brothersブランドとも言えるかっこよさで
The Boxerとか、Believeとか見るたびにほぇ~と思っていたわけだが、
underworldや他の思い入れのあるテクノ系音楽と比べて
イメージが浮かばないのがこのユニットを聞いているときの感想。

Chemical Brothers的な楽しさ・陽気さ・ダンス、ディスコ
はお墨付きなんだけど、べつにそこにイメージは浮かばない。
PVの影響が強すぎるというわけでもなく曲を聴いていて
どっぷりとその世界につかるタイプの曲ではない気がする。
そこらへんの差がどのように生まれているのかよくわからない。

毎回傍観者のようにPVに登場するケミブラの二人。
なんとなくそれが象徴する音楽。

We are the nightを6月に発売し
フジロック参戦と言うことで2日目強く希望。
そしてなんと27日にDJとして渋谷に来るらしい。
チケット余ってるのかこれ?大混乱になりそうだな。

〈EPSILON with Very Special Guest:THE CHEMICAL BROTHERS〉
4月27日(金)22時 渋谷 WOMB
料金:3500円
出演:THE CHEMICAL BROTHERS、DJ SHLOMI ABER、DJ RYUSUKE NAKAMURA and more

・THE CHEMICAL BROTHERS
http://www.thechemicalbrothers.com/

・WOMB
http://www.womb.co.jp/

NEW SINGLE 「DO IT AGAIN」 着うたで配信。本日から。