到着してその日は暇で、
もはや何をしていたのか覚えていない。
サイパンは雨期だが常夏なので
Tシャツ、短パン、サンダルで過ごす。
現地の人たちのぼったくりをするのもめんどいな~
といった軽く気だるい雰囲気、潮を含む風と
強烈な日差し、それらがごちゃ混ぜになり
白い浜辺と透明、ライトブルー、エメラルドグリーン、
ブルーに変わっていく海がそれらを全て
きれいなものに変えてしまう。
工事中のホテルと、時折聞こえる水上バイクの
エンジン音、Duty Free Shopへ向かうバスの排気ガス
を除けばそれなりだ。
ネットも繋がらないので残してきたものはとりあえず
完璧にメモリの中のプロセスを終了させる。
僕自身の優れているところは、
仕事に関するプロセスは一時的に完全にゼロに出来るところだ。
ただし忘れすぎるというデメリットはあるが。
ただし今回の旅行はホテルという空間があまりに
ひどく、リラックスするまでに至らない。
はっきり言って、自分の家にいる方が遙かに心地良い。