カテゴリー別アーカイブ: Design

guruguru day: Exhibition: And Beyond 松井龍哉:And Beyond 移動のイノベーション

デザイナーの@ckyが日記で展示ぐるぐるの日を推奨していたので
前からMyTABでチェックを入れていたけど
展示期間が短くて行かないかもしんないなー
と思っていた展示をドライブがてら見に行く。

そもそも起き出したのが2時過ぎで、おきてからグラディウスV
をやり7-5面くらいまでクリアする快挙をみせたため
車に乗り込んだころにはフットワークの悪い時間帯
ということで2ヵ所しか行けなかった。

andbeyond.jpg
六本木のAXISでやっていた
松井龍哉:And Beyond <移動のイノベーション>展

06年に開港するという新北九州空港にあわせてフライトを開始
するSTARFLYER社のコーポレートデザインを、
かなりこじんまりした暗闇の空間にアクリルに収め細長く展示してある。

最初展示の案内を見たときは、デザイナーによる空想の飛行機会社を
イメージした展示なのかとおもっていたられっきとした本物で驚く。
エアバスの何だろう、ボーイングで言う747にあわせた飛行機デザインから、
ロゴデザイン、ラウンジデザイン、タグデザイン、制服デザインなど。

ブラック/ホワイトで座席なんかも全部黒。
一貫して感じるのは、1ランク上。車で言うとBMとか?
まあそれをコンセプトにデザインしているのから当然なんだけど
まあ乗ってみたいよね。利用する機会があれば。
24時間フライトっていうコンセプトもとても面白いし。

エコノミーで、一般的な航空会社のビジネスくらいしそうだなっていうのが
展示を見たときの感想だけど、実際webを見てみると24時間就航による
コストダウン云々という記述から、特に割高な料金は設定してなさそうだ。

展示に協力しているのがカラーキネティクスとバング&オルフセンっていうのも
あれだなーなんか。
ウタダのPVにも登場したヒューマノイドロボットPINOのデザイナーらしい。
ぜんぜんイメージ違うけど。

受付に3人、ギャラリーに1人、客は30分くらい僕だけ。
なんていうかAXISビル全体に漂うラグジュアリーなイメージが
閑散としているとはまったく違うへんな空間を作り出しているのが
また面白い。平日だしね

次は銀座のgggでやっていた
佐藤雅彦研究室展

佐藤雅彦は有名すぎるので説明は省くとして
ピタゴラ装置ファンの身としては見に行くかという
感じで行ってきたけれども。展示内容は結構おもしろかったけど
人多すぎ。
まあこっちの展示は@ckyの日記にも書いてあるし
どっか探せば内容でてるでしょうということで省略。

しかし夕方って道混んでるよね。
うーんGDP2005どうしようかなあ

LAURIE ANDERSON THE RECORD OF THE TIME ローリー・アンダーソン 時間の記録

ローリー・アンダーソン『時間の記録』展 関連イベント

7/22(金)よりICCで開催されるローリー・アンダーソン『時間の記録』展。
日本初の本格的な回顧展となる本展覧会で、同時期に日本ツアーのため
ニューヨークから来日中の坂本龍一氏とそのツアーメンバーによる
スペシャルセッションが決定!
出演:坂本龍一・Christian Fennesz・Steve Jansen
   Skuli Sverrisson・小山田圭吾
映像:堀切潤-portable[k]ommunity

うはwwwwwwヤバス・・・
いけねえよ月曜かよ・・・
行きたいなぁ10時から整理券かよ
だれかよろしくって言いたい
だれかNTT勤めてる人いないかなー。ちょいっと下の階行けば整理券もらえるよねーたぶん

Tokyo Midtown 21/21 DESIGN SIGHT

Tokyo City Viewの真下に見えた六本木の防衛庁跡地の再開発計画、
東京ミッドタウン。イッセイミヤケデザイン・安藤忠雄設計の21/21 DESIGN SIGHTが発表された。

レジデンスとかあるけど、ヒルズかそれ以上におもしろい場所になりそうな予感。
個人的にはその隣の敷地に出来る国立新美術館にMoMA的デザインを期待。
ページ見る限りいまいちだけどうたってることは悪くない。

21_21_DESIGN_SIGHT.jpg

21_21 DESIGN SIGHT 公式ページ
http://www.2121designsight.jp/

MAM

普段目を通さずに捨てているメールマガジンに目を通していたらびっくり。
森美術館の入館料が会社の福利厚生で無料らしい。Tokyo City Viewも。
うわーこれ嬉しい。かなりうれしい。
暇なときに行けるね。うんうん。

Mori Urban Institute for the Future: the global city

森都市未来研究所で都市の模型展を見てきた。
この展示、当初10日までだったんだけど好評のため11/23まで会期延長。

入り口にニューヨーク、中に入ると東京と上海の模型が置いてある。
ニューヨークは行ったばかりで見たビルが沢山建ち並んでいる。
泊まったホテルも発見し、気づかなかった場所も発見し満足。
東京は自分の家を探す。あと2cmのところでとぎれていた。残念。
上海はかなり新しい感じ。土地に余裕がある。

衛星写真を一部合成して、有名な建物に関してはCGで作っているのか
かなり芸が細かい。組み立てる時間を想像すると気が滅入るくらい。
ここに作り方が書いてあった。すごいな。

結構訪れた人がみんな東京の模型を見て、あーあれここだ、みたいに
盛り上がっている。東京はとにかく雑多だ。無秩序に広がった様子が見て取れる。
その代わり、再開地区やお台場などの埋め立て地だけが整然としており
それがやはり近未来感を生んでいるんだろうなと思う。

実はこの模型、六本木ヒルズが完成した際に、「世界都市展」という展覧会で
展示されていた物らしい。その時には、森美術館でロンドン・パリ・フランクフルト・
ベルリン・シカゴ・ニューヨーク・上海・東京の模型が展示された。

この時の展示会のカタログが置いてあって、ワールドトレードセンター
跡地のコンペ作品が載ってたり。ぱらぱらと見ているとかなり面白いので購入。

ロンドン・パリ・ニューヨークを旅行して、意外と都心部が狭いことに驚き、
実は東京が一番大きいのではないかと思っていた。カタログではこれらの都市と
東京の中心部を重ね合わせて大きさを比較した地図や、緑地帯のパーセンテージ、
都市部に乱立する高層ビルを高さ順に紹介したり、かなりマジメに色々な比較が
されており、前から興味があった身としてはかなり良い買い物をした。

最後のページに、表紙デザイン「グルービジョンズ」。へぇ。確かに。カコイイ。

で、六本木ヒルズって東京都内ではとても高い建物で本当に遠くからでも
良く見えるけど、その高さは238m. 上海のWorld Financial Towerは500m超。
ニューヨークには六本木ヒルズを超える建物が乱立している。
純粋にすごいなあとしか言いようがない。

gamiさんとかデザインデリのメンバーに会うまで(会った後も)建築って特に
興味がなかったけど、そして今もそれほど強く興味があるわけではないけど、
なんとなく見ていてカッコイイ建物にはとても惹かれるし実はそこから家の中へと
デザインが始まっているのだから、本当はもっとマジメに興味を持つべきかも知れない。

Museums by Yoshio Taniguchi

オペラシティで谷口吉生のミュージアムを見てきた。
ニューヨークのNew MoMAの模型とか建築素材、図面が展示されてて、
図面とかやばいね。量がはんぱない。あまり知らなかったんだけど
増築部分だけだったんだ。谷口吉生の作風はすごく幾何学的で、
MoMAに関してはほとんど曲線が無い。なんか今までのMoMAの建物と
それがうまくあっていた感じがした。
とにかくかっこいい。図面に触れるのも結構面白い。

それにしても、水際の使い方とか、光の取り入れ方とか、
以前六本木ヒルズクラブで聞いた隈研吾の建築と傾向として近い物が
あるなあと思いながら今まで谷口吉生が設計した12の美術館の模型、
写真を見ながら思う。「そういうのがトレンディなのだろうか。」

黒い大理石?マットなアルミとか。これ、でも本当に贅沢な材料を使ってる。
厚さがいい感じだ。8mmくらいある。建築だから当然機械的強度が
必要なんだろうけどこういうのって家電製品の設計から見ると恐ろしく贅沢で
うらやましい。幾らくらいかかるんだろう。全く。

建築の本とかあまり読む気はしないしどうせ読まないんだけど、
法隆寺の宝物堂とかにこういう近代建築が「それっぽい」かっていうと
そうでも無い気もするし、どこか北欧の建築家の流れが入り込んでいる
気もするんだけど結局全く背景を知らないのでわからない。

これもさらっと流して見てきたけど、とにかくかっこいいよね。



super meta visual

超メタビジュアルって全く日本語的にも英語的にも
意味がわからない題名の展示を
恵比寿の東京都写真美術館で見てきた。

Webページにある、岩井俊雄の「時間層II」を5分くらい眺める。
これ、85年の作品なの?信じられない。
実際に作品見ないとなんとも言えないと思うけど、たぶん仕組みは
高速回転する円盤状に紙で出来た人形が置いてあって、
色によって周波数を変化させた照明が上から照らして、その
タイミングによって浮き上がる人形が変わる。

で、単色じゃなくて色んな色が混ざった光をあてるとすごいへんな
動きというか、浮かび上がり方をする。

紙出てきた人形が特定の周波数の照明に反射するように出来てるのか
そこら辺がよくわからなかったけど、とにかく結構すごい動き。
うーん、わからん。なんか仕組みはわからん。自信なくなってきた。
発想がすごいし作るのも大変だよこれって感じ。

あと、以前NTTICCで見たアミットピタルのソニックワイヤースカルプチャー
にコンセプトがほとんど同じ岩井俊雄の作品が置いてあって、
アミットピタルが超クールという感じに対して岩井俊雄はポップ&キュート。
子供と親が我を忘れて遊んでました。
ああいうのどんどん家に入れたらいいと思うよね。前もなんか書いたけど。
エレクトロプランクトンとかはまあそんな感じではあるけど。

あとなんだっけな、視覚的に面白かったのがいくつか。
まあ超メタビジュアルだしね。さらっと30分くらいで見てきました。