back-end バックエンド

アマゾンの秘密」という2005年の本、
妹が購入して実家に置いてあった本だが勝手に持ってきて読んだ。
妹夫婦はとにかく本を読んでいるようで、
とりあえずアマゾンに関する本は2冊あった。
実家のwi-fiはこれら本によって
輻射シールドされ非常に通信速度が遅い。まじで。

日本アマゾンの立ち上げ時期に関わった
文系寄りの人物による回想録なのだが、
これがなかなか面白い。
アマゾンが出版社から仕入れるための仕組み、とか
ちょっと買う側からは全くイメージしていなかった話が出てくるとか
そういった面と、

2000年の当時からこの会社が所謂ビッグデータを有効に
取り扱うことでサイトへの中毒性を
確保するという事を行っていたことが
非常に明確に浮き彫りになっている。

A-Bテストのフィードバックとか、
メトリクス分析による売り上げ増加の手法とか
昨日書いたブログのグロースハック的手法と、
個人の購買履歴による提案とか
今でこそ何とも思わないが14年前だぜ?という驚きで一杯になる。

いやはや、当たり前だけどやはりバックエンドか。

takewariはフロントエンドだけで成り立っていたのがもうほんと不思議に思える。

最近、
当たり前だけど、、っていう枕詞ばっかりなんだけど
当たり前のことをやっていないのが自分である。