Through the Eyes of Taro Okamoto

そういえば先日、恵比寿で岡本太郎の視線という写真展示を見てきた。
このエントリーはそれとは全く別の話になってしまうので、
展示についてはTABlogを見てもらうことにして
話を続ける。

T9を買ってから、よくみんながタバコの箱を
小さなケースに入れて腰から下げるような感じで
ほとんどいつもデジカメを腰から下げている。

これっていうのは設計の仕事で何かしら確認する際に
素早く写真が撮れて便利だからだ。ちなみに、携帯のカメラでは
画像が良くなくて、代用として使えるのは3割くらいの確率だ。
そこはきちんとした接写モードとかの機能のあるデジカメである必要がある。

それでさらに気づいたのは、デジカメを常に(バッグにも入れずに)
素早く取り出せる状態で保持していると、
ふとした瞬間に自分のかっこいいと感じる空間を
撮影することが出来る機会が増える。

ということでこの早朝の飯田橋とか
iidabashi200602.jpg

夕暮れの関越とか
kanetsu200602.jpg

を適当に撮ったりするのだが、そういうことをしていると
写真好きなんですか?と聞かれたりする。

別に写真が好きなわけじゃなくて
その時の空間とか色とか、
人工物と自然の対比とかバランスとか、
記憶に留められない部分をメモっている
感覚なんだけど

そういうのって説明するのがある場合は非常に面倒だったりするし
説明したところで全く分かってくれない可能性も考えると
「いや、きれいじゃないですか?空が。」
とか答えることにしている。

別に相手もそれ以上の会話の発展性が無いとわかると
黙ってくれるわけでこちらとしてはありがたいこともある。
もちろん、逆の場合もあるけど。