milk carton recycle 牛乳パックのリサイクルはどこまで環境に良いんだろう

牛乳パックリサイクル
うちでもやっていた。
でもやめた。

理由は、開いた牛乳パックを流しに置いておくと見栄えが悪い、
きちんと洗わないとなんか臭ってきそう、
切るのも大変だし、とかそういう話だ。

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そう言うと
どうしてそんなわがままで地球に悪いことをするんだ!
と言われそうだが

牛乳パックリサイクルは下手したら燃やしてしまった方が
環境に良いのではないかと思ったのが一番の理由だ。

僕には経験がある。
牛乳パックをリサイクルしてはがきを作ったことがあるのだ。

牛乳パック(あるいは紙パック)には当然水漏れを
防ぐために何らかの皮膜がされており純粋な紙ではない。
だから紙として利用するために、表面を溶かす必要がある。
この行程がリサイクルではがきを作った際に、本当に面倒であり
石けん水などを大量に使った。

リサイクル行程を色々ググってみるとそこはあっさりと
溶かします みたいな表記しかない。

皮膜はポリエチレンっぽいので
調べてみると、

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1412811314
非常に「耐薬品性に優れる」プラスチックですので、常温で簡単にとけるような溶媒は知られていません。
60~80℃の加温下では以下のような溶媒に溶かすことが可能です(それほど濃厚な溶液にはできませんが)。
・沸点の高い高級炭化水素(ヘプタンやノナン、デカンなど)
・芳香族炭化水素(キシレン、トルエンなど)
・芳香族炭化水素の塩素化物(オルトジクロロベンゼンなど)

という感じで、
怪しげな有機溶媒系を使用している可能性が高い。
こういった行程に必要なエネルギーや薬品の部分って
意外と表面に出てこなくて、
牛乳パックのリサイクル=森林を守ります
になっている気がするので

どうなんだろうなーと思いながら捨てることにしている。

参考
再生紙問題・・・・兎屋の解釈