カテゴリー別アーカイブ: Japan

warasse ねぶたの家 ワ・ラッセ 青森市文化観光交流施設

ねぶたの家 ワ・ラッセ 青森市文化観光交流施設

8月に入るとねぶた祭りがあるわけだが、
703の提案で行ってみた
ねぶたの家 ワ・ラッセ 青森市文化観光交流施設
で見たねぶたが想像以上に綺麗で驚いた。

施設はねぶたが綺麗に見えるように設計されていて、
その歴史などを丁寧に解説している。

ねぶたの家 ワ・ラッセ 青森市文化観光交流施設
内部構造も見られる。
基本的に和紙?に着色していて、内部には光源の白熱球
(見ていると、これは時代と共に電球タイプの蛍光灯、
LED電球に変わっているようだ)があるだけ。

それだけでこれだけの色合いが出せるものなのかと思える鮮やかさ。

デザインもそうだが、
ねぶた自体の設計もとても難しそう。木枠の骨に、針金の胴を巡らせて
そこに和紙?を貼るというイメージか。
ねぶたの家 ワ・ラッセ 青森市文化観光交流施設
LED電球と思われる光源。

少し荒々しいお祭りをイメージしていたのだが、
展示されているねぶたを見る限り非常に丁寧に取り扱われているようだ。

しかしただ単に置かれているだけでこのインパクトなので、
実際の祭りは相当迫力があるのだろう。

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kareizawa-club 王余魚沢倶楽部

王余魚沢倶楽部

王余魚沢倶楽部、かれいざわくらぶと読む。
google mapにも掲載されていない、住所を検索してもいまいち
場所がわかりにくい、青森空港の滑走路の隣にある
廃校になった小学校を利用したカフェとnpo団体のスペース。

その名にちなんでカレーしかメニューにない。
しかしそのうちの一つのかつおだしと旬の野菜カレーは
何というか、カレーではない全く新しいジャンルの食べ物を
作りだしている。結構美味しい。

豪雨と言っても良い状況の中到着したが、
地元の人達にも親しまれているようで青森弁が飛び交っていた。
カフェは非常にお洒落かつ素朴である。

王余魚沢倶楽部

小学校の教室には地元の青森檜葉で作った雑貨などを取り扱うショップが
入っており、なかなか良かったのだがどこでも買えるテトラポッドのぬいぐるみを
購入してしまった。すまない。
しかも後日このテトグルミが元はパクリによる非常に怪しげな商品だと知り、
ちょっと後悔している。

床は斜めになっているが、
ここでワークショップなども行われるようだ。
周りは田んぼなのか、
豪雨に喜びものすごい数の蛙の鳴き声が聞こえていた。
王余魚沢倶楽部

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Oirase 奥入瀬渓流

奥入瀬渓流ホテル
ホテルの暖炉。煙突が岡本太郎。
しかし冬期休業なのでいつのタイミングに暖炉使うのだろうか。

今回の青森旅行では奥入瀬渓流ホテルに宿泊したのだが、
結構良いホテルだった。

昔のホテル名は奥入瀬渓流グランドホテルだったようだ。
建物自体のリノベーションもそれほど行っているようには見えず、
素性が良かったのだろう。

星野リゾートでイマイチな経験を何回かしていて警戒していたので
今回は良かったと思う。

付近を散策していると、奥入瀬渓流を挟んだ向かい側に
奥入瀬渓流温泉ホテルという建物があった。
こちらも廃業していた。

旧奥入瀬渓流温泉ホテル

十和田湖周辺の八甲田山の近くで冬期は雪で道が閉ざされると
聞いていたので、ものすごい山奥を想像していたのだが
場所は思ったより山間部という感じでは無く、麓にほど近い、という印象
平野部から山道をちょっと上ったらすぐの場所と言っても間違い無い。

がやはり東北、とても涼しいし、
ブナの森が非常に緑豊かで環境はすこぶる良い。
とはいえ、関東地方から来るとなるとなかなか遠いし難しいのか、とも思う。

奥入瀬渓流で撮影した吉永小百合が出演したJRか何かのCMの効果もあるのか、
客足は悪くなさそうな印象。

奥入瀬渓流
深い森の中、という感じ。
毎度の事ながら道路を建設したすごさを感じる。

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AtoZ Memorial Dog 奈良美智

a to z memorial dog
わざわざ見に行ったナラミチことYoshitomo NaraのAtoZ Memorial Dog、
想像はこれの約2倍くらいの大きさだったのだが、背中に上れそうなサイズ。

実際上ろうと試みるも、
つるりとした背中に
雨が降った後で水滴がついていてとっかかりが全くなく、
gamiさんにけつをおしてもらって、子供を預けてなお
到達できませんでしたww

周囲にラベンダーが咲き誇っていて良いにおいでした。

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Aomori Contemporary Art Centre 国際芸術センター青森

国際芸術センター青森・ACAC
国際芸術センター青森
この木で組んだアーチはすごかったな。

国際芸術センター青森・ACAC
web見ると結構面白そうな展示をやっているようだったが、
残念ながら訪問したときは展示期間ではなかった。
大学と図書館のような印象の建物でした。

国際芸術センター青森・ACAC
ここはかなり安藤忠雄ぽい雰囲気。

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Towada Art Center: WATER >|< WASSER / TAKASHI KURIBAYASHI 十和田市現代美術館 栗林 隆

Towada Art Center
番外展示のペンギンコートさん。

栗林隆の展示は肺活量が必要でそれなりに楽しめた。
gamiさんの肺活量がすごかった。

番外展示は時間の都合上、1つしかまわれなかった。

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Towada Art Center: Permanent 十和田市現代美術館 常設展

Towada Art Center
天井の高い空間。フィッシュアイコンバータだと結構面白い写真が撮れる。

迷路のような空間になっている十和田市現代美術館、
常設展は結構面白い作品があった。

有名なでかいおばさん、
「スタンディング・ウーマン」 / ロン・ミュエク(オーストラリア)
のリアルさがすごい。にらみをきかせてくる目線は完全に
生き物のそれで、目が合う。
肌や洋服の質感もまさに今にも動く、という表現が当てはまる。

企画展示を行っていた栗林 隆(日本)の「ザンプランド」 は、
上をのぞき込むと意外な空間が広がっている。

しかし一番衝撃的だったのは
「ロケーション(5)」 / ハンス・オプ・デ・ビーク(ベルギー)
薄暗い空間に入ると、予想しない空間が広がっている。

後でgamiさんがカフェで発見した本、
Hans Op De Beeck: On Vanishing」にその設計図が掲載されており、
それを見て再度驚愕する。
久しぶりにすごいものを見た。

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Towada Art Center 十和田市現代美術館 屋外展示

Towada Art Center
野外展示のおばけさん。

Towada Art Center
野外展示の馬さん。

Towada Art Center
野外展示の家さん。
どうぞ、わたくしがご案内いたします 状態のサラんへ。

十和田市現代美術館に703夫婦、gamiさんと行ってきた。
八戸駅からレンタカーでgo。

屋外展示が豊富で、見て歩くだけでも結構楽しめる。

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House Of Light / James Turrell Light Program 0715 ジェームズ・タレル 光の館 ライトプログラム

光の館は新潟にあるJames Turrellデザインの日本家屋。
佇まいは神社のようなイメージ。

この建物を知ったのは2年くらい前で、半年前に予約した。
可動式の屋根が開きOpen Sky(ここではOutside In)を
畳に寝転がりながら楽しむことが出来る。

houseoflight_lightbath.jpg

写真はgamiさんが撮影した光ファイバーで発光する風呂の入り口と俺。

建物内はタレルおじさん指定の光量にしぼった間接照明がそここに存在し
オレンジのスリットと緑色のスリット。

houseoflight_012.jpg

スリットの後方は十分な距離が確保されて光はほとんど均一に光っている。
土壁のような材質。
掛け軸がかかっているような場所にオレンジのスリット。
注意して聞くと高周波の音が聞こえてくる。
蛍光灯のような光源なのだろうか。

gamiさんによると実際に建築を行ったのは早稲田の教授?のようだ。
日本家屋だし、タレルおじさんにそこまでの知識があったのかは
確かに疑問だ。
立て付けを見ると、そこまで丁寧な仕事とは言えない。

houseoflight_018.jpg

建物内は全体的に光量が少なく、日が落ちると
照明が存在感を増す。
トイレとか、どこにスイッチがあるのかよくわからない。

houseoflight_015.jpg

比較的大きな風呂場は水面と洗い場の高さがほとんどそろっており
水面から5cmほど下で
光ファイバーが束になりねじられて青い光束を作っている。

光は全反射して水面下に留まるため
物を入れると(つまり入浴すると)水中で発光するような仕掛けだが、
気泡などで水の透明度がいまいち足りず感動的な体験とまではいかず。
光量も落ちているのかも知れない。

houseoflight_002.jpg

日の入り1時間前からプログラムがスタート。
自動的に照明を調節し、日が落ちていくあいだ空を見上げる。

houseoflight_008.jpg

可動式の屋根にスイッチを入れて開ける。
このOpen Skyそのものは
直島や金沢で見たものと全く一緒で、

houseoflight_001.jpg

空は曇っていて、白く見える。
間接照明によって切り取られた
空が水色に見えてくるのが不思議だ。

白かったはずなのに。

houseoflight_004.jpg

距離が計算されているのか
光の館の空間は直島や金沢と比べて
一回り小さいのにもかかわらず
開口部の大きさは写真に納めると同じ。

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だんだんと
ブルーがYves Kleinのような濃さになる。
雲が動いているのが見える。
それにしても青い。

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畳に寝転がってくつろげるのはとてもいい。
適当に写真を撮ったり
空と屋根の輪郭だけ見てみたり
なんであんなに青く見えるのか考えたり。

houseoflight_003.jpg

直島や金沢では常に他人の目があったけれど
ここではそういうものもない。

ふと隣を見ると、
瞳の中にもOpen Sky

houseoflight_005.jpg

やがて外は暗くなり、
室内がぼんやりとしたオレンジで包まれて
いつのまにかプログラムは終わる。

闇に包まれた光の館を見学して、眠る。
朝のプログラムは3時から。早起きだ。

houseoflight_019.jpg

台風の中、
偶然にも雨がそれほど降らずにすんだのはたぶん幸運だ。

Naoshima Open Sky by James Turrell
Kanazawa Open Sky by James Turrell

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new music machine 音楽拡張

新潟には6人で行ってきたのだが
703とワキさんのおかげでたくさん面白い音楽が聞けた。

シガレット給電式のFMトランスミッターでかなりクリアに
音がiPodから88.2MHzに飛び出し
そこはチープなクラブ

知らない音を聞けるって言うのはとてもいい。
またそのうちyuzoくん、kasakawaさんあたりと
野外音楽で踊りたくなった。

曲名とアーティストを問い合わせ中だ。

ワキさんも話していたが、確かに最近クラブとかで聞いた曲で
気に入った曲って結構歌詞を検索して見つけられるようになった。
見つかった時のうれしさは
なかなか他のものとは置き換えがたい。

gamiさんの聞いてる音も聞きたいね