コンビニ人間を置いてあった文藝春秋で読んだのだけど、これの読後の衝撃が大きかった。まず救いのなさ、と思ってしまう事自体を躊躇わせる人と人との価値観の違い、感じ方の違いに優劣をつけてしまう自分自身をどうしたらよいのかわからなくなるという意味での衝撃。
次にamazonレビューを読んでみての、首尾一貫して描かれる主人公の特異と思われる人物像をとらえた描写ではないところに着眼点が行っている全体の流れ
ものすごく読者層が広がったのではないかと思ってしまったり、それは本質を理解していないんじゃ無いかと思ってしまう、その事が間違っているのではないか、別に間違ってもいないしそれぞれそのようになっているのではないか、という気持ちにさせられる。