rice steam 炊飯器購入までの軌跡

炊飯器がぶっこわれた。
5年くらい使っていたんだけど、
洗い物の棚の下で水をちょっと受けたりしていたのが
良くなかったのかも知れない。炊飯器の置かれている環境は結構過酷だ。
ガス台と流しの中間で熱と高湿度が常で。かわいそう。

5年も持てば良いだろうと思い修理を考えなかった。
有楽町ビックカメラの炊飯器コーナーに行くと、高級炊飯器という
5年前には見なかったジャンルの製品群が展示されていて、
10万近い価格で売られている。

超音波で浸透とか、高圧、炭、云々。
各社アピールポイントが結構異なり模索している感が感じられる。
なかなか同じ製品で、ここまでばらけるのもめずらしいと思う。
目的も、もちろんそもそも美味しく炊くとは別に
保温状態で美味しくとか(食べる前に再度スチームとか)。

しかし高価格帯の機種はどれも筐体がでかい。
うちの洗い物の棚の下に入らない。ので却下。

それと、壊れていた特にルクルーゼで作った、というご飯が
思いの外美味しい。

自分は基本帰りが遅いので、炊きたてのご飯を食べられるというのが
月に1回あるかないか。

朝もご飯食べるけど、だいたい冷凍を解凍する
もともと食べる量が少ないので一回炊くと
3,4日消費するのにかかるので
こういった状況になる。

せっかく新潟から送ってもらっている都内では見たこともない
パッケージのおいしいお米のそのポテンシャルを引き出していないのだ。

なのでというか、そういった状況なので
あまり炊飯器そのものというか炊きたてご飯がたぶんおいしい!
ということで、まあ何でもいいかなと思っていた。

しかし琺瑯鍋であるところの
ルクレーゼ(ルクルーゼ?なんでもいい)で炊いたご飯があれだけ美味しいとなると
みんながおすすめする土鍋で炊いた場合かなり美味しい感じになりそう
と思いつつも、子供がうろうろしているともう何もかも時間と手間が
面倒になるので土鍋は無いなとなり、

結局帰ってきてカカクコムで一番評判の象印のやつを買った。
今まで使っていたのも象印だった。

これで炊飯器を買う消費者の行動とプロセスがわかったと思うので
マーケティング担当の方は参考にしていただきたいと思う。