facebook でJamiroquaiの情報発信が目に見えて変わった。

2000年からジャミロクワイのファンサイトを立ち上げて10年以上経つが、
ファンサイトの意味合いもずいぶん異なってきたと最近特に思う。
影響が特に大きいのはfacebook.

10年前、バンドからの情報なんてまず無かったが
twitterもそうだが、バンド側からの情報提供が非常に多くなっていて
それらを得ていれば、それほどファンサイトに行く必要が無い。

facebookのすごいところはバンドに、
「facebookで更新しなさいよそれがあたりまえでしょう」
という雰囲気を作っているところだ。
なにせ150万人の会員が「いいね!」ボタンを押している。
そんな規模のネットワークって確かにない。

それに載ってtwitter並の頻度で情報が更新されていく。

もともと自分のサイトは
英語ベースで流れている情報を(適当な)翻訳してまとめる
という意味合いが強いので、
ここに行けば情報が集まる、とわかっていたとしても
それが英語であれば、翻訳するべき情報が増えただけで
役割としてあまり変わっていないのかも知れないが、
ネイティブにとっては情報が集まる場所がfacebookになった
と思って間違い無いんじゃないかなあと思う。

ラジオとか、タワレコの店頭とか、
あるいはたくさんのフリーペーパーあるいは
音楽雑誌から足で稼いで得てきた情報を
たぶん3割くらいは掲載していた初期に比較すると、
そういった情報は0.3%にも満たないように思う。

ほとんどの情報はネット上で手に入るし、
情報を探す方法も格段に簡単になった。

にしてもネット上を徘徊するという意味で足で稼ぐっていう行為は
必要ではあって、自分には比較的そういう能力が昔から
あったように思うが、しかし今ってそれを「能力」とは言わない。

RSSリーダーとかそういうので適当に周期的に
勝手に更新される情報を見ていればよい。
ふむ。

ただfacebookは会員じゃないといけないな。
これって日本だとまだちょっとハードル高いか。
facebookはやっていてあたりまえ、
というのが世界標準なんだろうとは思う。

それありきでバンド側も宣伝効果がある故に
facebookに力を入れているわけだからなあ。
チケット余ってます!とか
今日はコンサートキャンセルです!ねえ。
前日当日に情報として出すわけだし。