アテネ1泊後。サントリーニ島に行くため空港に向かう。
空港からアテネ市内にはX95のシンタグマ広場行きのバスに乗ったのだが、
広場に坂があってスーツケースがきついことと、
東京でいうところの大江戸線並みに地下鉄が深いので
一度地上に出るのが結構手間なので、帰りは地下鉄で
行くことにした。
地下鉄に乗っていて、途中駅で行き先を注意深く見ていると
どうやら空港に行かずに手前で止まるので乗り換える。
空港行きの電車はきちんと至るとこに飛行機マークがあり、
荷物置き場もある。駅名なんかも表示されている。ふむ。これが正解だ。
アテネの空港には至る所にジョニー・ウォーカーさんがいる。
まだ開いていないチェックイン・カウンターのディスプレイは全て
ジョニー・ウォーカーさんだし、このようにKEEP WALKINGの文字と歩く男の影、
それと「外には世界が広がっている。そしてそれら全てはキミの物だ」
みたいなフレーズがセットになっている。
ナカタさんを思い出しながら搭乗ゲートに向かい、
Santoriniをギリシャ文字表記するとΣαντορίνηになるのか、
と思いながら小さなプロペラ機に乗る。
エーゲ海の島にギリシャから向かうには船か飛行機の2つの手段があるが、
サントリーニ島は遠いため船の選択肢はあまり無い。
そうすると飛行機なのだが、AegeanかOlympicという2社しか無い。
Aegeanはスターアライアンスに加盟しているがその分?値段が高く、
マイルで飛ぶ人にはいいかもしれない。
Olympicのサイトでサントリーニ島行きを予約した。
でも結局、どちらにしてもフライトそのものよりも手数料とかが高い。
フライトそのものは50分くらいしかないが、
Olympicにして良かったなあと思ったのは、機内誌がクールということだ。
表紙デザインがまず良い。150ページもあるものなのだが、
全ての記事にギリシャ語と英語が併記されていて、
文字レイアウト、デザインが全て統一されている。
広告ばかりではなくアイスランドの噴火に関するものや
写真のようなギリシャの世界遺産、メテオラの記事など
読んでいてほぇえとなる内容があった。
うーむ、wikipediaと政府観光局のメテオラのページを見ても
この機内誌の写真チョイスがすげえということがよくわかる。
そんなこんなでわずかなフライトが終わり、サントリーニ島に到着する。
イメージしていたような真っ白の建物群は島の一部にしか無く、
到着した空港はやはり、間髪的に生える草木でかなりみすぼらしく目に映る。