from fiskars to everywhere フィスカルスあれこれと写真

アイロン型ドアストッパー

フィスカルスで歩いていると、日本人の学生に声を掛けられた。
アジア人はこの村ではまず見かけないが、いた。
3人組?でフィスカルス村について卒論を書いている、
2週間滞在している、という。
英語と日本語で書かれた(確か)簡単なアンケートに答える。

Q. 将来フィスカルスに住みたいと思いますか? いいえ
Q. 住みたいと思わない理由はなんですか?

うーん、これはなんというか、
言葉も違うしスーパーだって1つしかないし、
確かに小川があってのんびりしていて良いけど冬は寒そうだし、
何より何か仕事を見つけなくては暮らしてはいけないし、東京好きだし、
と現実的なことを色々思ったけど

たまに来るから良い とエミクロくんが答える。なるほど。

アーティスト達が集まって作った、という韓国の村、ヘイリ(ブログ)は
あきらかになんというか、照りつける日差しなのか冬の寒さなのか、
土地が痩せているのかわからないが草が枯れていて、
あるいは はげていて非常に寒々しい印象を受けたが、

アーティストが集まっている、というフィスカルスはとても緑豊かで
のんびりとしている気がした。カルガモものんびりしていた。

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フィスカルスの村中心を流れる小川。

かつては、

世界で初めてプラスチックの柄をつけたハサミを発売した
メーカーである、Fiskars社の街として栄えていたようだが工場が移転した後、
アーティスト達が移り住んできたのだという。

年間10万人とも言われる観光客が訪れるこの村。
中心に並んでいる、元々は学校?だった建物に数点のショップギャラリーが入っている。

Onoma shop
メインのOnoma Shop。

結局のところ、この村のアーティスティックさを支えているのはおそらく
Camilla Mobergで、この村の誠実なものづくりを
示しているのは家具職人であり、残りのお店やアーティストは2流とはもちろん
言わないまでも、フィスカルスというフィールドを出てしまうと
埋没しかねない気がする作品や商品を出しているようにも見受けられた。
辛口に言えば。

フェルトうさぎ
このフェルトのウサギはヘルシンキでも見かけた。

鍛冶屋の親子
村の鍛冶屋